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鍋倉山、黒倉山 2021/5 下旬 [山歩き]

こんにちは。

信越トレイルのほぼ中央にあり、トレイルの中心的存在である、鍋倉山と黒倉山に行きました。高田平野から見ると信越国境のなだらかな稜線上でいちばん高く、わずかに双耳峰のように見える山です。
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一般的な登山口である関田峠からのコースはちょっと楽すぎるので、上越市板倉区の柄山地区を基点にし、久々野峠へと至る道を往復しました。
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柄山地区は人里として世界一の積雪量(8m18cm、昭和 2 年)の記録を持つほどの豪雪地帯の集落。今年は雪が多かったはずですが、さすがに 5 月下旬は周囲に雪はありません。

以降、道中の景色です。

出発して間もなく静かなブナ林に入りました。
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すごい密集度に見えます。
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正面が登山道です。ブナ林を過ぎたあとの道はフキやシダに覆われてしまっていて、ちょっとはっきりしない場所がありました。
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雪が干してある??? 周囲に雪はないのに、この枝先だけ雪が残っていて面白い。
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標高が上がると再びブナ林になって、以降は快適な道が続きました。
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鍋倉山と黒倉山の鞍部、標高 1,217m の久々野峠へ出ると、鍋倉山方面は残雪が残る斜面になりました。
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関田峠、および信越トレイルが続く北側の峰々の景色です。
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鍋倉山へ至る途中の雪渓。なお、鍋倉山(標高 1,289m)と黒倉山(標高 1,242m)山頂は景色がよかった訳ではないので写真は無しです。
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久々野峠の北斜面はブナ林になっていて、少し下ってみました。
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青空、新緑、残雪の組み合わせがとても瑞々しく感じました。
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下山後は清水で喉を潤しました。ブナ清水・・・この地域の水の源はブナ林。それを象徴するような名前がいいですね。
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藤の花が絡み合っている杉の木をたくさん目にします。藤の生命力はすごいと感じるとともに絡めとられたような格好の杉は可愛そうに感じます。
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続いてクルマで関田峠へ行き、関田峠のブナ林も散策しました。関田峠を通過する車道は 5 月 26 日に冬季閉鎖が解除されたばかりです。沿道に雪はまったくないので、個人的にはもうちょっと早く開通できないのかな、と思っていますが・・・
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峠のブナ林はまだ残雪があり、ブナの根開きもしっかり見ることができました。
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板倉区に母方の実家があった関係上、関田峠は子供の頃から幾度も訪ねています。昔は何もない秘境の峠という雰囲気でしたが、信越トレイルが整備されてブナ林が注目されるようになり、今は多くのハイカーや写真愛好家が集まる、知られた峠になったように思います。


★最近のはるちゃん★

今日も元気でありがとう。
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