群馬の有名温泉地へ日帰り旅 [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]
こんにちは。
まだ梅雨があけていなかった 7 月中旬、群馬県の有名な温泉地へ日帰り入浴に行きました。
地元上越市から国道 292 号線を進むと、志賀高原を通ります。下界は蒸し暑くても志賀高原は涼しかった。
そして国道最高標高点、標高 2,172m の渋峠。芳ヶ平の湿原が見下ろせました。このような景色は歩いて山へ登らないと見れないものですが、登山が嫌いな人でもここへ来れば素晴らしい景色に出会えます。
白根山周辺は噴火の影響で、自転車、バイク、オープンカーなど屋根がない車輛は通行禁止でした。屋根がある普通のクルマでも駐停車は一切禁止。ところどころで監視員が配置され、ものものしい雰囲気でした。
草津温泉に来ました。有名すぎて何もいうことはないかと思います。
湯畑近くに近年できた新しい入浴施設、御座之湯さんに初めて立ち寄りました。かつて存在した同名の共同湯を再建したもので、木造の建物が格好いいです。
このような木造建築は年月を重ねる毎に色が黒ずみ「いい味」が出てくるのだと思います。コンクリートだったらどんどん見すぼらしくなるのと大違いですね。
男女日替わりで浴場が変わるようですが、当日の男性浴場は木之湯という、浴槽、天井、壁、床すべて木造のとても雰囲気ある浴場でした。浴槽は 2 つに分けられ、それぞれ湯畑源泉と万代鉱源泉の別の源泉の湯が注がれています。特に万代鉱源泉は ph1.5 の強酸性で、なめると強烈に酸っぱく、また体に傷があったらとてもしみると思います。湯上りは体中が酸っぱくなったはずです。激熱の共同浴場と違い、入浴しやすい温度に調整されている施設は万人向けで利用しやすいですね。
2 階の休憩室から湯畑が望めました。
御座之湯では、おしゃれな外出用浴衣のレンタルがあります。女性や外国人に人気がありそうで、おしゃれ浴衣で温泉街散策、共同湯巡りは良い記念になりそうです。当日も何人かが着付けされていました。
入浴後は湯畑周囲を散策。御座之湯ができたことで、湯もみショーの熱乃湯、共同湯の白旗の湯、そして御座之湯と 3 つの温泉施設が並ぶ様子は壮観です。
温泉まんじゅうのお店でできたてのまんじゅうをいただきました。湯畑の柵には草津を訪れた著名人の名前が刻まれています。私の名前が載ることは絶対にないでしょう。
草津温泉を出発し、再び国道 292 号線で旧六合村を南下。途中で線路が敷かれた公園を見つけました。
旧国鉄長野原線の太子駅です。以前は更地だったと思いましたが、整備されて小綺麗な駅舎も建っていました。駅舎内部は資料館になっていました。
長野原線は、現在は JR 吾妻線として渋川駅-大前駅間を結んでいます。以前は途中の長野原駅(現長野原草津口駅)で北へ向きを変え、この太子駅へ至っていました。群馬鉄山で産出された鉄鉱石を運搬するために昭和 20 年に開通しその後旅客営業も行われましたが、鉱山閉山後の昭和 46 年に廃止されました。
群馬鉄山は現在のチャツボミゴケ公園にあり、直線距離 8km の太子駅まで索道で鉄鉱石を運び、ここで貨車に乗せかえていました。そのためのホッパー施設が一部残されていて、それが太子駅の見所になっています。
ホッパー施設の様子。かつてレールが敷かれていたであろう基礎部分だけ残り、この上部に倉庫や積み替え施設などがあったのだと思います。当時は壮観だったのでしょう。
これ、運転してみたいな。
鉄山から太子駅へ至る長い索道も興味があります。山越え、谷越えのルートのはずなので、どんなふうに設けられていたのだろうか。現在もどこかに跡が残っているのか、今度探してみたいと思いました。
この後、八ッ場ダムの工事現場の脇を通り、中之条で蕎麦を食べ、四万温泉を訪ねました。
四万やまぐち館さんで立ち寄り入浴しました。
四万温泉は渓流沿いに露天風呂を設けたお宿が多く、やまぐち館さんもその一つです。やまぐち館さんにはお題目大露天風呂という、川のすぐ近くに設けられた大きな露天風呂があるのですが、訪ねた時間帯は女性用でしたので、もう一つの四万川の湯という内湯と露天風呂が一緒になったような浴場を利用しました。
こちらの浴場からも渓流が眼下に眺めることができました。ただし露天風呂のお湯は結構熱くて長湯できず、内湯のほうで長湯しました。内湯も障子戸を開けると渓流を眺めることができます。四万の湯は刺激が少ない硫酸塩泉なので、草津で酸っぱくなった体を中和できたような気がします。(草津の成分が落ちてしまってもったいなかったかも・・・)
四万温泉の渓流沿いのお風呂へ来たのは、かじか蛙の鳴き声が聞けるかも知れないと思ったためです。というか、かじか蛙の鳴き声が聞きたくて、渓流沿いの温泉が多い群馬県へ来たのでした。しかし、日中は影をひそめていて鳴き声は聞けませんでした。夕方になると鳴き始めるのでしょう。やはり宿泊しないと存分に鳴き声を楽しむことはできないようです。
ロビーの大きな窓から見た対岸の緑が美しかったです。
新緑、紅葉、雪、それぞれの季節はどんな景色に移るのだろう。また別の季節に訪ねてみたいです。
★最近のはるちゃん★
ちょうど私は別の地域へ出かけていたとき、なんと地元の気温が 40 度以上になっていた!
数日前から気温 40 度になると予報が出ていたので心配していたのですが、ウチのボロいエアコンで、はるちゃんは大丈夫だろうか。すぐにチェックすると・・・25 度の部屋で昼寝しているようで・・・安心しました。
せっかく冷たいアルミ板を置いてあるのに、座布団の上が好きなようです。
まだ梅雨があけていなかった 7 月中旬、群馬県の有名な温泉地へ日帰り入浴に行きました。
地元上越市から国道 292 号線を進むと、志賀高原を通ります。下界は蒸し暑くても志賀高原は涼しかった。
そして国道最高標高点、標高 2,172m の渋峠。芳ヶ平の湿原が見下ろせました。このような景色は歩いて山へ登らないと見れないものですが、登山が嫌いな人でもここへ来れば素晴らしい景色に出会えます。
白根山周辺は噴火の影響で、自転車、バイク、オープンカーなど屋根がない車輛は通行禁止でした。屋根がある普通のクルマでも駐停車は一切禁止。ところどころで監視員が配置され、ものものしい雰囲気でした。
草津温泉に来ました。有名すぎて何もいうことはないかと思います。
湯畑近くに近年できた新しい入浴施設、御座之湯さんに初めて立ち寄りました。かつて存在した同名の共同湯を再建したもので、木造の建物が格好いいです。
このような木造建築は年月を重ねる毎に色が黒ずみ「いい味」が出てくるのだと思います。コンクリートだったらどんどん見すぼらしくなるのと大違いですね。
男女日替わりで浴場が変わるようですが、当日の男性浴場は木之湯という、浴槽、天井、壁、床すべて木造のとても雰囲気ある浴場でした。浴槽は 2 つに分けられ、それぞれ湯畑源泉と万代鉱源泉の別の源泉の湯が注がれています。特に万代鉱源泉は ph1.5 の強酸性で、なめると強烈に酸っぱく、また体に傷があったらとてもしみると思います。湯上りは体中が酸っぱくなったはずです。激熱の共同浴場と違い、入浴しやすい温度に調整されている施設は万人向けで利用しやすいですね。
2 階の休憩室から湯畑が望めました。
御座之湯では、おしゃれな外出用浴衣のレンタルがあります。女性や外国人に人気がありそうで、おしゃれ浴衣で温泉街散策、共同湯巡りは良い記念になりそうです。当日も何人かが着付けされていました。
入浴後は湯畑周囲を散策。御座之湯ができたことで、湯もみショーの熱乃湯、共同湯の白旗の湯、そして御座之湯と 3 つの温泉施設が並ぶ様子は壮観です。
温泉まんじゅうのお店でできたてのまんじゅうをいただきました。湯畑の柵には草津を訪れた著名人の名前が刻まれています。私の名前が載ることは絶対にないでしょう。
草津温泉を出発し、再び国道 292 号線で旧六合村を南下。途中で線路が敷かれた公園を見つけました。
旧国鉄長野原線の太子駅です。以前は更地だったと思いましたが、整備されて小綺麗な駅舎も建っていました。駅舎内部は資料館になっていました。
長野原線は、現在は JR 吾妻線として渋川駅-大前駅間を結んでいます。以前は途中の長野原駅(現長野原草津口駅)で北へ向きを変え、この太子駅へ至っていました。群馬鉄山で産出された鉄鉱石を運搬するために昭和 20 年に開通しその後旅客営業も行われましたが、鉱山閉山後の昭和 46 年に廃止されました。
群馬鉄山は現在のチャツボミゴケ公園にあり、直線距離 8km の太子駅まで索道で鉄鉱石を運び、ここで貨車に乗せかえていました。そのためのホッパー施設が一部残されていて、それが太子駅の見所になっています。
ホッパー施設の様子。かつてレールが敷かれていたであろう基礎部分だけ残り、この上部に倉庫や積み替え施設などがあったのだと思います。当時は壮観だったのでしょう。
これ、運転してみたいな。
鉄山から太子駅へ至る長い索道も興味があります。山越え、谷越えのルートのはずなので、どんなふうに設けられていたのだろうか。現在もどこかに跡が残っているのか、今度探してみたいと思いました。
この後、八ッ場ダムの工事現場の脇を通り、中之条で蕎麦を食べ、四万温泉を訪ねました。
四万やまぐち館さんで立ち寄り入浴しました。
四万温泉は渓流沿いに露天風呂を設けたお宿が多く、やまぐち館さんもその一つです。やまぐち館さんにはお題目大露天風呂という、川のすぐ近くに設けられた大きな露天風呂があるのですが、訪ねた時間帯は女性用でしたので、もう一つの四万川の湯という内湯と露天風呂が一緒になったような浴場を利用しました。
こちらの浴場からも渓流が眼下に眺めることができました。ただし露天風呂のお湯は結構熱くて長湯できず、内湯のほうで長湯しました。内湯も障子戸を開けると渓流を眺めることができます。四万の湯は刺激が少ない硫酸塩泉なので、草津で酸っぱくなった体を中和できたような気がします。(草津の成分が落ちてしまってもったいなかったかも・・・)
四万温泉の渓流沿いのお風呂へ来たのは、かじか蛙の鳴き声が聞けるかも知れないと思ったためです。というか、かじか蛙の鳴き声が聞きたくて、渓流沿いの温泉が多い群馬県へ来たのでした。しかし、日中は影をひそめていて鳴き声は聞けませんでした。夕方になると鳴き始めるのでしょう。やはり宿泊しないと存分に鳴き声を楽しむことはできないようです。
ロビーの大きな窓から見た対岸の緑が美しかったです。
新緑、紅葉、雪、それぞれの季節はどんな景色に移るのだろう。また別の季節に訪ねてみたいです。
★最近のはるちゃん★
ちょうど私は別の地域へ出かけていたとき、なんと地元の気温が 40 度以上になっていた!
数日前から気温 40 度になると予報が出ていたので心配していたのですが、ウチのボロいエアコンで、はるちゃんは大丈夫だろうか。すぐにチェックすると・・・25 度の部屋で昼寝しているようで・・・安心しました。
せっかく冷たいアルミ板を置いてあるのに、座布団の上が好きなようです。
雪見風呂、燕温泉へ [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]
こんにちは。
新潟県妙高市、高い雪の壁が続く、冬は 4WD 車でないときつい山道を登って・・・
標高 1,100m の秘湯、燕温泉へ日帰り入浴に行きました。燕温泉は妙高山への登山口であるとともに、河原の湯、黄金の湯という 2 ヶ所の無料露天風呂が有名です。しかし冬は露天風呂へ行けないので、旅館街いちばん手前に位置するホテル花文さんにお邪魔しました。
ロビーに山の本がたくさんあって入浴後見入ってました。また、昭和初期の温泉街や谷間の露天風呂などを写した貴重な写真が飾られていました。昭和初期の温泉街の写真は 2〜3 階建ての立派な木造旅館が立ち並び、それぞれの旅館に湯小屋があって内湯がきちんと備えられていたことや湯治客で賑わっていた様子が分かり壮観でした。そのような時代へ戻って訪ねてみたいものです。
日帰り入浴は男性 400 円、女性 500 円と変則的です。これは女性浴場のみ露天風呂があるためです。当日は露天風呂が閉鎖されていたため女性も 400 円でした。
男性浴場です。
(いつも一緒に写っているのは父です。)
混浴だったであろう面影を残す共同浴場のような雰囲気で、浴槽縁ほぼ全面から湯がオーバーフローしているのを見ると嬉しくなりますね。無加工のかけ流しのため夏に訪ねるとかなり熱いのですが、冬は少し温めの温度でゆったりできておすすめです。
湯口から大量の源泉がどんどん湧きだしていました。
洗い場のシャワーはなかなかお湯にならないため、浴槽から洗面器で湯をすくってザッバーンと流しました。源泉を頭からかぶるととても気持ちがよいものです。
浴室の大きな窓から外の雪景色が見れました。下写真は入浴後、浴室前の屋外で撮りましたが、浴室からも同じように大田切川の深い渓谷が望めました。
掲示したあった平成 17 年の分析表によると、泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉という長〜い泉質名で、いろいろな成分がまんべんなく入っていそう。泉温は 44.8 度、湧出量は毎分 758 リットルと多く、しかも自然湧出とのことです。
燕温泉の源泉はどこにあるのだろうか。上流に北地獄谷という源泉地帯があり、赤倉温泉へと引き湯されています。同じ北地獄谷なのか、または惣滝付近で温泉がたくさん流れていた記憶があるので、そちらのほうなのだろうか。温泉が湧出しているところを見るとワクワクしませんか? 訪ねられるのであれば訪ね、湧きたての源泉に触れてみたいです。
★最近のはるちゃん★
雪国生まれ、雪国育ちのはるちゃん・・・
寒いのは苦手になった? 昔はそんなことなかったのだけれど、窓を開けるとすぐに逃げてしまいます。はるちゃんと雪とのコラボは難しいです。
新潟県妙高市、高い雪の壁が続く、冬は 4WD 車でないときつい山道を登って・・・
標高 1,100m の秘湯、燕温泉へ日帰り入浴に行きました。燕温泉は妙高山への登山口であるとともに、河原の湯、黄金の湯という 2 ヶ所の無料露天風呂が有名です。しかし冬は露天風呂へ行けないので、旅館街いちばん手前に位置するホテル花文さんにお邪魔しました。
ロビーに山の本がたくさんあって入浴後見入ってました。また、昭和初期の温泉街や谷間の露天風呂などを写した貴重な写真が飾られていました。昭和初期の温泉街の写真は 2〜3 階建ての立派な木造旅館が立ち並び、それぞれの旅館に湯小屋があって内湯がきちんと備えられていたことや湯治客で賑わっていた様子が分かり壮観でした。そのような時代へ戻って訪ねてみたいものです。
日帰り入浴は男性 400 円、女性 500 円と変則的です。これは女性浴場のみ露天風呂があるためです。当日は露天風呂が閉鎖されていたため女性も 400 円でした。
男性浴場です。
(いつも一緒に写っているのは父です。)
混浴だったであろう面影を残す共同浴場のような雰囲気で、浴槽縁ほぼ全面から湯がオーバーフローしているのを見ると嬉しくなりますね。無加工のかけ流しのため夏に訪ねるとかなり熱いのですが、冬は少し温めの温度でゆったりできておすすめです。
湯口から大量の源泉がどんどん湧きだしていました。
洗い場のシャワーはなかなかお湯にならないため、浴槽から洗面器で湯をすくってザッバーンと流しました。源泉を頭からかぶるととても気持ちがよいものです。
浴室の大きな窓から外の雪景色が見れました。下写真は入浴後、浴室前の屋外で撮りましたが、浴室からも同じように大田切川の深い渓谷が望めました。
掲示したあった平成 17 年の分析表によると、泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉という長〜い泉質名で、いろいろな成分がまんべんなく入っていそう。泉温は 44.8 度、湧出量は毎分 758 リットルと多く、しかも自然湧出とのことです。
燕温泉の源泉はどこにあるのだろうか。上流に北地獄谷という源泉地帯があり、赤倉温泉へと引き湯されています。同じ北地獄谷なのか、または惣滝付近で温泉がたくさん流れていた記憶があるので、そちらのほうなのだろうか。温泉が湧出しているところを見るとワクワクしませんか? 訪ねられるのであれば訪ね、湧きたての源泉に触れてみたいです。
★最近のはるちゃん★
雪国生まれ、雪国育ちのはるちゃん・・・
寒いのは苦手になった? 昔はそんなことなかったのだけれど、窓を開けるとすぐに逃げてしまいます。はるちゃんと雪とのコラボは難しいです。
雪見風呂、七味温泉へ [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]
こんにちは。
長野県高山村の松川渓谷・・・渓谷に沿って山田、五色、七味など多くの温泉が点在しています。
渓谷最奥に位置する七味温泉へ日帰り入浴に出かけました。
松川渓谷は特に紅葉が美しいところとして知られています。しかし今は冬の厳しさが感じられる道中でした。渓谷の対岸はいくつかの氷瀑が見られ・・・
道路の山側でも至るところで砂防ダムの水が凍てついていました。
お邪魔したのは七味温泉紅葉館さんです。
内湯は 4 人サイズで小さめですが、外に絶景の大きな露天風呂があります。
日によってお湯の色が乳白色やエメラルドグリーンに変わるといいます。眼下に松川の渓流が眺められます。周りは雪景色。前夜に雪が降り積もっていたら、もっと真っ白になって美しかったかも。
お湯は硫黄成分が濃く感じられ、あがった後は体にも服にもたっぷり硫黄の香りがつきました。
露天エリアの一角に一人サイズの炭色の湯があります。
体を沈めて、湯がザッバーンと溢れ出す、この贅沢な瞬間がたまりません。
70 度と 30 度の透明の源泉を混ぜると、化学反応で炭のような析出物が浴槽に付着するとのこと。手でこすると黒くなるし、タオルも黒く染まります。本当に炭のようです。浴槽から出ると、きっとお尻がまっ黒になっているのだろうな。
炭色の湯、面白いですよね。
一方、女性用の風呂に炭色の湯はありませんが、一部が洞窟風呂になっているようです。宿泊すれば時間で入れ替わるので両方入浴できます。
紅葉館さんはタヌキに会えるお宿としても知られています。冬は夜間に現れるそうです。建物の周囲にたくさんの動物の足跡がありました。宿泊すればタヌキさんと混浴・・・は無いにしても、お風呂に入りながらタヌキさんと「こんばんは」できるかも知れないですね。一度泊まってみたいお宿です。
★最近のはるちゃん★
ヒーターはケージの横に装着するタイプを使っています。しかしはるちゃんの居場所はヒーターより低いため、意外と寒いのではないかと感じています。そこでヒーターを床下に置いてみることにしました。
はるちゃんの居場所に顔を近づけると、下からほんのりと暖かさが伝わってきました。はるちゃんはどのように感じるのだろうか。しばらく続けてみることにします。
こちらは、普段通りのはるちゃんです。
長野県高山村の松川渓谷・・・渓谷に沿って山田、五色、七味など多くの温泉が点在しています。
渓谷最奥に位置する七味温泉へ日帰り入浴に出かけました。
松川渓谷は特に紅葉が美しいところとして知られています。しかし今は冬の厳しさが感じられる道中でした。渓谷の対岸はいくつかの氷瀑が見られ・・・
道路の山側でも至るところで砂防ダムの水が凍てついていました。
お邪魔したのは七味温泉紅葉館さんです。
内湯は 4 人サイズで小さめですが、外に絶景の大きな露天風呂があります。
日によってお湯の色が乳白色やエメラルドグリーンに変わるといいます。眼下に松川の渓流が眺められます。周りは雪景色。前夜に雪が降り積もっていたら、もっと真っ白になって美しかったかも。
お湯は硫黄成分が濃く感じられ、あがった後は体にも服にもたっぷり硫黄の香りがつきました。
露天エリアの一角に一人サイズの炭色の湯があります。
体を沈めて、湯がザッバーンと溢れ出す、この贅沢な瞬間がたまりません。
70 度と 30 度の透明の源泉を混ぜると、化学反応で炭のような析出物が浴槽に付着するとのこと。手でこすると黒くなるし、タオルも黒く染まります。本当に炭のようです。浴槽から出ると、きっとお尻がまっ黒になっているのだろうな。
炭色の湯、面白いですよね。
一方、女性用の風呂に炭色の湯はありませんが、一部が洞窟風呂になっているようです。宿泊すれば時間で入れ替わるので両方入浴できます。
紅葉館さんはタヌキに会えるお宿としても知られています。冬は夜間に現れるそうです。建物の周囲にたくさんの動物の足跡がありました。宿泊すればタヌキさんと混浴・・・は無いにしても、お風呂に入りながらタヌキさんと「こんばんは」できるかも知れないですね。一度泊まってみたいお宿です。
★最近のはるちゃん★
ヒーターはケージの横に装着するタイプを使っています。しかしはるちゃんの居場所はヒーターより低いため、意外と寒いのではないかと感じています。そこでヒーターを床下に置いてみることにしました。
はるちゃんの居場所に顔を近づけると、下からほんのりと暖かさが伝わってきました。はるちゃんはどのように感じるのだろうか。しばらく続けてみることにします。
こちらは、普段通りのはるちゃんです。
今冬はじめての雪見風呂、笹倉温泉へ [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]
こんにちは。
12 月中旬、正月に帰省できない私の兄が早めに帰省していたので、両親ともども日帰り温泉へ出かけました。
行先は糸魚川市、活火山焼山から流れ出す早川谷の最上流に位置する笹倉温泉 龍雲荘さん、左下の建物です。
思ったより雪は少なかったです。
玄関を入ると地元酒蔵の酒樽がお出迎え。
龍雲荘さんの浴場は 3 ヶ所あります。各々が好きな浴場へ。メインの大きな浴場の龍雲の湯は男女入れ替え制で一方は露天風呂、一方は桶風呂が付いています。こちらは父親が向かい、屋外にかけ流しの陶器風呂がある千寿荘展望風呂へは兄が向かいました。私は共同浴場のような雰囲気満点、昔ながらの小さな千寿の湯を利用しました。
千寿の湯は源泉 100% かけ流しです。私はまずこの千寿の湯を訪ねて、誰か入っていたら他の浴場を利用し、誰もいなかったらこの浴場を利用しています。当日は運よく誰も入っていなく、また途中で誰も来なかったので、千寿の湯を終始貸切状態で利用することができました。なお、母親も貸切状態でこの千寿の湯を満喫したようです。
洗い場にはシャワーが 3 基ありますし、馬油のシャンプー、トリートメント、ボディソープが備え付けられていますので、体を洗うのもまったく問題ありません。
笹倉温泉はかつて重曹含有量日本一を謳っていました。加工なしで注がれる熱い源泉、体を沈めるとザバーッと洗い場にお湯がオーバーフローする心地よさ、茶色い湯の華が舞う新鮮なお湯・・・昔ほどツルスベはしなくなりましたが素晴らしいお湯であることは変わりなく、この浴場はとてもお気に入りです。
窓をあけると、ささやかながら雪景色が見れました。
千寿の湯は 9:00 から 15:00 までは自由に入れますが、16:00 以降は宿泊者専用の貸切風呂になります。
展望風呂に初めて入浴した兄は、ずっと屋外の陶器風呂に入っていたようで、想像していたよりとてもよかったと絶賛していました。きっと雪見風呂が楽しめたと思います。この陶器風呂は渓流の横にあり、夏場はせせらぎの音とかじか蛙の鳴き声が楽しめます。
ロビーから見た雪景色です。
笹倉温泉への道中は元々茅葺屋根だった民家を多くみることができました。しかし来るたびに空き家が増えているように思います。過疎化は仕方ないのですが、いずれ昔ながらの住居は姿を消してしまうことでしょう。
冬の道中、ほぼ必ず見ることができる、ロータリー除雪車が描く放物線。
この日は道の駅マリンドリーム能生へ立ち寄り、カニを買っていくことにしました。地元で有名なカニ直売所、かにや横丁があります。
能生漁港で獲れたベニズワイガニです。
いくつか買うと必ずおまけがつきます。買ったカニより高いカニのおまけがつきました。また小さなカニもいくつかもらえますが、身が少ないので味噌汁用ですね。
隣接する鮮魚店で。寒い季節のほうが生牡蠣は新鮮に感じます。
もし新潟県へ来られたら雪見風呂入ってカニを食べるプランなど如何でしょうか。何がしかの参考になりましたら幸いです。
(ただし能生のカニは 1 〜 2 月は禁漁です。)
さて、夕食は日本酒とともにカニをいただきました。バキバキ割ってそのまま食べるのがいちばんおいしいと思います。
うさぎのはるちゃんが怪訝な顔で見つめているのが分かりました。はるちゃんにとって、いつもの夕食と違う異様な光景に見えたのでしょう。きっと匂いも気になったに違いありません。
★最近のはるちゃん★
今年初め、大きな病気(がん)を患ったはるちゃん。今は変わらず元気です。
1 月から 3 月にかけて発生した、いろいろな状況の判断でとても悩み心配しました。その後もいつがんが再発するか心配でしたが、まずこの 1 年、何もなく過ごすことができて本当に良かったです。病院の先生はじめサポートしてくれた全ての方、そして通院や服薬にがんばっているはるちゃんに感謝します。ありがとうございました。
12 月中旬、正月に帰省できない私の兄が早めに帰省していたので、両親ともども日帰り温泉へ出かけました。
行先は糸魚川市、活火山焼山から流れ出す早川谷の最上流に位置する笹倉温泉 龍雲荘さん、左下の建物です。
思ったより雪は少なかったです。
玄関を入ると地元酒蔵の酒樽がお出迎え。
龍雲荘さんの浴場は 3 ヶ所あります。各々が好きな浴場へ。メインの大きな浴場の龍雲の湯は男女入れ替え制で一方は露天風呂、一方は桶風呂が付いています。こちらは父親が向かい、屋外にかけ流しの陶器風呂がある千寿荘展望風呂へは兄が向かいました。私は共同浴場のような雰囲気満点、昔ながらの小さな千寿の湯を利用しました。
千寿の湯は源泉 100% かけ流しです。私はまずこの千寿の湯を訪ねて、誰か入っていたら他の浴場を利用し、誰もいなかったらこの浴場を利用しています。当日は運よく誰も入っていなく、また途中で誰も来なかったので、千寿の湯を終始貸切状態で利用することができました。なお、母親も貸切状態でこの千寿の湯を満喫したようです。
洗い場にはシャワーが 3 基ありますし、馬油のシャンプー、トリートメント、ボディソープが備え付けられていますので、体を洗うのもまったく問題ありません。
笹倉温泉はかつて重曹含有量日本一を謳っていました。加工なしで注がれる熱い源泉、体を沈めるとザバーッと洗い場にお湯がオーバーフローする心地よさ、茶色い湯の華が舞う新鮮なお湯・・・昔ほどツルスベはしなくなりましたが素晴らしいお湯であることは変わりなく、この浴場はとてもお気に入りです。
窓をあけると、ささやかながら雪景色が見れました。
千寿の湯は 9:00 から 15:00 までは自由に入れますが、16:00 以降は宿泊者専用の貸切風呂になります。
展望風呂に初めて入浴した兄は、ずっと屋外の陶器風呂に入っていたようで、想像していたよりとてもよかったと絶賛していました。きっと雪見風呂が楽しめたと思います。この陶器風呂は渓流の横にあり、夏場はせせらぎの音とかじか蛙の鳴き声が楽しめます。
ロビーから見た雪景色です。
笹倉温泉への道中は元々茅葺屋根だった民家を多くみることができました。しかし来るたびに空き家が増えているように思います。過疎化は仕方ないのですが、いずれ昔ながらの住居は姿を消してしまうことでしょう。
冬の道中、ほぼ必ず見ることができる、ロータリー除雪車が描く放物線。
この日は道の駅マリンドリーム能生へ立ち寄り、カニを買っていくことにしました。地元で有名なカニ直売所、かにや横丁があります。
能生漁港で獲れたベニズワイガニです。
いくつか買うと必ずおまけがつきます。買ったカニより高いカニのおまけがつきました。また小さなカニもいくつかもらえますが、身が少ないので味噌汁用ですね。
隣接する鮮魚店で。寒い季節のほうが生牡蠣は新鮮に感じます。
もし新潟県へ来られたら雪見風呂入ってカニを食べるプランなど如何でしょうか。何がしかの参考になりましたら幸いです。
(ただし能生のカニは 1 〜 2 月は禁漁です。)
さて、夕食は日本酒とともにカニをいただきました。バキバキ割ってそのまま食べるのがいちばんおいしいと思います。
うさぎのはるちゃんが怪訝な顔で見つめているのが分かりました。はるちゃんにとって、いつもの夕食と違う異様な光景に見えたのでしょう。きっと匂いも気になったに違いありません。
★最近のはるちゃん★
今年初め、大きな病気(がん)を患ったはるちゃん。今は変わらず元気です。
1 月から 3 月にかけて発生した、いろいろな状況の判断でとても悩み心配しました。その後もいつがんが再発するか心配でしたが、まずこの 1 年、何もなく過ごすことができて本当に良かったです。病院の先生はじめサポートしてくれた全ての方、そして通院や服薬にがんばっているはるちゃんに感謝します。ありがとうございました。
八峰の湯、白駒池、御射鹿池 [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]
こんにちは。
4 月末に開通した中部横断道、佐久南 IC 〜 八千穂高原 IC の試乗を兼ねて、6 月上旬、日帰り温泉ドライブに行きました。
中部横断道の新しい開通区間は別にどおってことはありませんでしたが、中部横断道は上信越道の一部も含めると日本海側の私の地元と太平洋側を南北に一直線で横断する道路、全通したら静岡県方面へ行くのが楽になるはずなので期待しているところです。
中部横断道を通ったあと、小海町の北八ヶ岳松原湖温泉 八峰の湯で立ち寄り入浴。八峰の湯はずっと「はっぽうのゆ」と読むと思っていましたら、「ヤッホーのゆ」と読むそうです。名前の通り八ヶ岳が望める立地です。当日はちょっと雲がかかっていました。
特に内湯の大浴槽が源泉かけ流しでした。薄い笹濁りの湯と口に含むと鉄分を感じる味、予想以上に良い湯だったと思います。
また食堂のメニューも充実していました。いちばん人気と書かれていたソースかつ丼をいただきました。これがビッグサイズで、どうせ足りないだろうとラーメンセットにしたラーメンはいらないほどお腹いっぱいになりました。
温泉入浴と昼食後、蓼科高原、中央道諏訪 IC へと続く道をドライブしました。途中の道路沿いはあちこちでレンゲツツジが見れました。そして白駒池を訪ねることに。
白駒池への散策路は苔の森を見ながら進みます。
苔のいろいろな造形を探しながら歩くのは楽しかったですよ。駐車場から白駒池まで歩いて 15 分ほどのところ 3 倍くらい時間がかかりました。
白駒池は標高 2,115m の高所にある湖。空が近い感じがしました。
池の周りは一周できますが、今回は両親を連れてきているため無理せず・・・
湖畔の山荘でソフトクリームをいただきました。空気がおいしいのでソフトクリームもおいしい。
再びクルマで走ると、ほどなく麦草峠。標高は 2,127m もあります。国道 292 号線の渋峠についで、国道の峠として日本で 2 番目に標高が高い峠になります。
蓼科温泉郷へと下り、御射鹿池に立ち寄りました。名画のモチーフとなりテレビ CM でも使われたことで有名になった池。対岸の森林と水鏡が美しい池でした。
カモさんが音なくスーッと流れていくと、より静寂感を感じるように思います。
何だか東京に近い山ほど混んでいるイメージがあって、八ヶ岳方面へ来る機会は少ないですが、人やクルマの多さはまあ許容範囲でした。白駒池や麦草峠周辺は長短いろいろなトレッキングコースがあるようですので、次の機会はもう少し奥地まで歩いてみたいと思いました。
★最近のはるちゃん★
今日はフェーン現象でドライヤーのような乾いた熱風が吹いています。雨も前回いつ降ったか分からないほど全然降りませんし、これからも当面降る気配がありません。野菜が品薄になっているようなのがちょっと心配。
今回はまだおんもで遊べた 6 月下旬のはるちゃんです。
「うたっち」はるちゃん
4 月末に開通した中部横断道、佐久南 IC 〜 八千穂高原 IC の試乗を兼ねて、6 月上旬、日帰り温泉ドライブに行きました。
中部横断道の新しい開通区間は別にどおってことはありませんでしたが、中部横断道は上信越道の一部も含めると日本海側の私の地元と太平洋側を南北に一直線で横断する道路、全通したら静岡県方面へ行くのが楽になるはずなので期待しているところです。
中部横断道を通ったあと、小海町の北八ヶ岳松原湖温泉 八峰の湯で立ち寄り入浴。八峰の湯はずっと「はっぽうのゆ」と読むと思っていましたら、「ヤッホーのゆ」と読むそうです。名前の通り八ヶ岳が望める立地です。当日はちょっと雲がかかっていました。
特に内湯の大浴槽が源泉かけ流しでした。薄い笹濁りの湯と口に含むと鉄分を感じる味、予想以上に良い湯だったと思います。
また食堂のメニューも充実していました。いちばん人気と書かれていたソースかつ丼をいただきました。これがビッグサイズで、どうせ足りないだろうとラーメンセットにしたラーメンはいらないほどお腹いっぱいになりました。
温泉入浴と昼食後、蓼科高原、中央道諏訪 IC へと続く道をドライブしました。途中の道路沿いはあちこちでレンゲツツジが見れました。そして白駒池を訪ねることに。
白駒池への散策路は苔の森を見ながら進みます。
苔のいろいろな造形を探しながら歩くのは楽しかったですよ。駐車場から白駒池まで歩いて 15 分ほどのところ 3 倍くらい時間がかかりました。
白駒池は標高 2,115m の高所にある湖。空が近い感じがしました。
池の周りは一周できますが、今回は両親を連れてきているため無理せず・・・
湖畔の山荘でソフトクリームをいただきました。空気がおいしいのでソフトクリームもおいしい。
再びクルマで走ると、ほどなく麦草峠。標高は 2,127m もあります。国道 292 号線の渋峠についで、国道の峠として日本で 2 番目に標高が高い峠になります。
蓼科温泉郷へと下り、御射鹿池に立ち寄りました。名画のモチーフとなりテレビ CM でも使われたことで有名になった池。対岸の森林と水鏡が美しい池でした。
カモさんが音なくスーッと流れていくと、より静寂感を感じるように思います。
何だか東京に近い山ほど混んでいるイメージがあって、八ヶ岳方面へ来る機会は少ないですが、人やクルマの多さはまあ許容範囲でした。白駒池や麦草峠周辺は長短いろいろなトレッキングコースがあるようですので、次の機会はもう少し奥地まで歩いてみたいと思いました。
★最近のはるちゃん★
今日はフェーン現象でドライヤーのような乾いた熱風が吹いています。雨も前回いつ降ったか分からないほど全然降りませんし、これからも当面降る気配がありません。野菜が品薄になっているようなのがちょっと心配。
今回はまだおんもで遊べた 6 月下旬のはるちゃんです。
「うたっち」はるちゃん