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少雪だった2020年2月、新潟地区の気動車に乗りました [鉄道関係]

こんにちは。

先日 3/14 のダイヤ改正で、新潟地区のキハ 40 系列の気動車が主な路線から姿を消すことになったため、2 月に温泉癒し旅を兼ねて「乗り鉄」しました。
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私は車両個々について特別にこだわりがある訳ではなく、運用面なども詳しくありませんので、ただ、乗って景色を眺めてきた・・・という記事になります。

新津駅までクルマで来て、まず磐越西線の朝いちばん、6:00 発の会津若松行きに乗車。赤い新潟カラーの車両でした。
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津川駅で。1 両目はキハ 40 のロングシート車、2 両目はキハ 47 でボックスシートがありました。もちろんボックスシートに着席。
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今冬は本当に雪がない。前日に雪が降り、雪の華を付けた木々の景色が見れれば最高だったのに・・・そううまくは行かないですね。
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喜多方駅で途中下車しました。
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喜多方といえばラーメン。しかも朝からラーメン(朝ラー)を食べれるお店がいくつかあるようです。駅から徒歩 7, 8 分の場所にあるウリナム食堂さんに入りました。こってり系をお勧めされましたが、朝ラーなのであっさり塩ラーメンをいただきました。朝ラー、病みつきになるかも?!
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街中を歩いているとところどころ酒蔵の煙突が建っていました。建物から湯気がもわっと舞い上がり、いま酒造りが行われていることを実感できる光景でした。
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喜多方駅の跨線橋で見えた飯豊連山。里に雪がないので、真っ白な雪山がより印象的でした。
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続いて喜多方駅始発の会津若松行き気動車に乗車。主に只見線の会津若松方で運用されているこのカラーに乗るのも最後でした。ゴロゴロと手動で開けるドア、今さらながら新鮮な体験でした。
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会津若松駅到着後、駅近くの喫茶店で時間つぶしたあと、再び列車で新津駅へ戻ります。快速あがの号に乗車しました。
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津川駅で。国鉄型気動車がやって来るこのローカルな雰囲気は見納めか。
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新津駅へ戻ってきました。新旧の気動車そろい踏み。
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この後は、翌日朝まで温泉癒し旅に変わります。クルマで関川村へ移動、雲母(きら)温泉の寿荘さんに宿泊しました。国道を走っているといつも高台に見えるちょっと古い造りのこのお宿に、いつか泊まってみたかったのです。

お風呂は底からお湯が注入され、さらさらと静かにオーバーフローしていました。浴槽からお湯があふれ出る光景は好きです。夜中も入浴でき、オーバーフローしているところでトドになることもできました。
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夕食は部屋食。海の幸を使ったメニューが多く量もたくさんでおいしかったです。新発田の酒造会社さんのにごり酒をいただきました。どうもごちそうさまでした。
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高台に位置しているため、荒川や対岸の高瀬温泉、すぐ近くを走る米坂線の列車を眺めることができました。青い看板やら、いろいろ被ってしまいましたが・・・
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寿荘さんは日帰り入浴もやっているようですので、今後、山形県方面から国道 113 号線で帰ってきたとき、最後の〆の温泉で利用したいです。

1 日目は山と川の景色を眺めました。2 日目は同じくキハ 40 系列の気動車に乗って、海を眺めながら羽越本線の坂町駅~酒田駅を往復しようと計画していました。しかし、暴風が吹き荒れる日になってしまい、酒田以北は運休しているとのこと。一応坂町駅に来ましたが、この区間の列車も遅れており、乗ってもいつ運休になるか分からず、残念ながら羽越本線に乗るのは中止にしました。昨日の喜多方ラーメンに続いて、酒田で酒田ラーメン食べようと思っていたのに・・・
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このまま帰るのは惜しいので、別の路線に乗車することにしました。で、クルマでやってきたのは上越線の浦佐駅。
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浦佐駅にクルマを駐車し、上越線で小出駅へ移動、続いて只見線で只見駅まで行ってみることにしました。小出駅で待っていたのはヒゲが特徴の青い新潟カラー。
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車内は鉄道目的の人たちで混んでいてボックスシートに座れませんでした。13:11 発のこの列車、只見駅で代行バスに、会津川口駅で再び列車に短時間で接続するため、只見線の乗り通しに便利な列車だったことが後で分かりました。

豪雪で知られる魚沼地方、しかし小出駅を発車して入広瀬駅付近まで雪が現れませんでした。長い六十里越トンネルを抜けると久しぶりの雪が降る光景に。雪の田子倉湖が眺められました。並行する国道が冬季通行止めのため、田子倉湖の雪景色が見れるのは列車しかありません。
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終点只見駅に着きました。例年なら 1~2m の積雪があるはずですが・・・
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・・・それでも冬らしい景色が見れました。
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折り返しの列車で小出駅へ戻りました。
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六十里越を通る国道 252 号線の冬季通行止めは例年より早く解除されるのではと思います。晴れていれば窓の向こうに浅草岳~鬼が面山~南岳の大岩壁が見えたはずです。今年はまた浅草岳へ登って鬼が面山への縦走路を歩いてみたいな。
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小出駅に戻ってきました。
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只見線小出口はキハ 40 系列の運用終了路線に含まれていませんので、まだしばらくはキハ 40 が走るのではと思います(本当のところは存じませんが)。

ただ今回、乗車するのはこれで最後だと思って乗り心地や列車の音などを十分味わって乗ってきたつもりです。古い国鉄型車両がどんどんなくなってしまうのは寂しいですが、私は N ゲージレイアウトでこれからも活躍させたいと思っています。


★最近のはるちゃん★

狭いところに挟まっているのが好きみたい。
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こっち側は痛くないのかな?
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乗り鉄旅行・・・磐越西線、米坂線など [鉄道関係]

こんにちは。

ゴールデンウィークに日帰りで乗り鉄旅へ出かけました。
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早朝、新潟までクルマで移動し、新潟駅発着でぐるっと一周しました。

◆ 新潟 5:17 → 新津 5:36 : 普通列車長岡行き

信越本線の朝いちばんの列車で出発。3 年連続でゴールデンウィークにこの列車に乗っていますが、早朝なのにいつも若い人で満員なのです。よくよく考えたら前日は成人式(新潟県は私の地元含め、ゴールデンウィークに成人式を行う自治体が多いです)だったので、オールナイトで飲んでいたのでしょう。
 
◆ 新津 6:00 → 会津若松 8:49 : 普通列車会津若松行き

2 両編成の後ろの車両は冒頭の写真のように懐かしいタラコ色気動車だったので、この車両に乗車。
 
車内はすいていました。福島県の山都駅まで反対側のボックスシートに誰も来ず、阿賀野川の流れに応じて席を左右に移動できました。

津川付近は朝霧で曇っていましたが・・・
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新潟福島県境に近づくと晴れてきて、阿賀野川のゆったりした流れ、新緑の里山風景、残雪で真っ白な飯豊連峰などの眺めを楽しめました。
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◆ 会津若松 9:09 → 磐梯熱海 9:56 : 快速列車郡山行き
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源泉かけ流しの駅近温泉がある、磐梯熱海駅で途中下車しました。
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駅横の狭い路地を入ったところ、共同場「霊泉」元湯にお邪魔しました。
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メイン浴槽は 30 度ほどのぬる湯、奥に小さいあつ湯がありました。ぬる湯といってもこの時季は冷たく感じます。一方のあつ湯は 43 度くらいで本当に熱め。あつ湯でガツンと温まったあと、ぬる湯で冷やす温冷交互浴が楽しめました。ただ私はかなり心臓に負担かかっていそうなので、あまりこの入浴法は好きではありません。真夏だったらぬる湯がとても気持ちよさそう。夏に訪ねてみたい湯でした。

さっぱりしたところで乗り鉄旅を継続。

◆ 磐梯熱海 10:51 → 郡山 11:11 : 普通列車郡山行き
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郡山で自宅へのお土産に定番の薄皮饅頭と檸檬を購入しました。

◆ 郡山 11:39 → 福島 12:27 : 普通列車福島行き

右側窓側に座りましたが、左窓に残雪の安達太良山や吾妻小富士などの山々が眺められました。左側に座ればよかったかな。

◆ 福島 12:51 → 米沢 13:38 : 普通列車米沢行き
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発車まで 30 分近くあるのにすでに席はかなり埋まっていました。なんとか右側窓側の席を確保することができてほっとしました。

福島-米沢間は板谷峠越えの難所。最大 38 パーミルの急勾配があります。電車のモーターも一際大きくうなっているように思えました。

山深い区間ですので車窓の新緑が美しかったです。
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かつて 4 連続スイッチバックだった駅の遺構も見どころ。武骨な雪覆いが格好いいです。
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峠駅では短い停車時間で乗客が急いで駆け降りて峠の力餅を買っていました。そうか、峠の力餅は完全ノーマークだった。お土産にしたかったな。また別の機会に買いに来よう。

◆ 米沢 13:40 → 赤湯 13:56 : 普通列車山形行き
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赤湯駅で下車後、タクシーで熊野大社を訪ねました。
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本殿裏の彫刻には三羽のうさぎが彫られているそうです。三羽すべて見つけると願いが叶うとのこと。しかし三羽目を人から聞いたりすると御利益がなくなるそうです。
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ここに二羽のうさぎがいます。
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あと一羽が分からない。ヒントは「波にうさぎ」と「透かし彫り」だと以前訪ねたときにガイドさんから聞きました。おそらく三羽目は僧侶が見える場所の反対側だと思っているのですが自信はありません。

今回、うさぎのかわいい陶器に入ったおみくじは売り切れてしまっていたようでした。

熊野大社の門前町の商店街は、以前「おごやい うさぎ商店街」という幟が掲げられていました。今回は幟が無かったです。やめてしまったのかな。

山形鉄道フラワー長井線の宮内駅まで歩いて来ました。
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熊野大社の三羽のうさぎにちなみ、以前は三羽いたうさぎさん、今は駅長の「もっちい」さんがいます。変わらず元気そうで安心しました。もうすぐ 9 歳になるそうですが、これからも元気で過ごしてほしいです。
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◆ 宮内 15:18 → 赤湯 15:23 : フラワー長井線普通列車赤湯行き
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◆ 赤湯 15:27 → 米沢 15:39 : つばさ 146 号

次に乗る米坂線の列車で確実に席を確保したいので、つばさ号でワープしました。米沢駅はおいしそうな駅弁が並んでいました。
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せっかくなので夕食用に「牛肉どまん中」を購入しました(家帰ってからビールと一緒にいただきました)。あとで調べると購入したノーマルタイプ(醤油だれ?)の他、塩だれや味噌だれのお弁当もあるようです。今度は別の味を食べてみたいな。

◆ 米沢 16:16 → 坂町 18:29 : 普通列車坂町行き
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ちょうど西日がまぶしい時間。キハ 110 型だったらカーテン閉めないと眩しかったところ、新型気動車は熱線吸収ガラスなのでまぶしさをあまり感じず、緑色にフィルターかかって見えるとはいえ、車窓が見れたのは良かったな。

今泉駅を出て、いったん合流したフラワー長井線が分岐していきます。背後の山はうさぎ伝説がある葉山。うさぎにまつわる名所が多いフラワー長井線沿線を、またじっくり訪ねてみたいです。
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右側の窓側に座っていましたが、伊佐領-羽前松岡間で、進行方向前方に残雪で真っ白な飯豊連峰が見えました。

小国駅です。対向列車行き違いで 20 分ほど停車。
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この先、荒川峡の渓谷を眺めながら新潟県へ戻ると、終点坂町駅に着きました。

ちょうど太陽が沈んでいきました。海沿いだったらきっと素晴らしい日没が見れたことでしょう。
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◆ 坂町 19:04 → 新潟 20:17 : 普通列車吉田行き

出発地の新潟駅へ帰ってきました。

今年のゴールデンウィークは本来 10 連休でしたが、半分の日数が仕事、それ以外でもはるちゃんの通院があったりして、出かける計画が立てられませんでした。そんな中、急に思い立って日帰り鉄道旅行に出かけました。当日は天気がよく、車窓から残雪の山々、桜や新緑が眺められ、短時間ながらもよい鉄道旅ができました。仕事のことなど忘れ、流れゆく景色をぼーっと眺めているだけで楽しいものでした。


★最近のはるちゃん★

はるちゃんは外のウッドデッキへ出たがらなくなってしまったな。元気に遊んでいるから別にいいのだけれど、ちょっと寂しいな。
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高田市街地でクマが出たという話もあったし・・・当面は家の中が安全かも。
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乗り鉄旅行・・・釜石線、北上線、陸羽西線など [鉄道関係]

こんにちは。

ゴールデンウィーク後半の列車乗りっぱなしの旅、釜石市街で宿泊していました。

釜石といえば製鉄業で日本の近代化に大きな役割を担ってきたと聞きます。高炉を使った製鉄は平成元年に休止しましたが、その製鉄工場の大きな建物群を見ながら釜石駅へ向かいました。
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釜石線の始発列車に乗車。3 両編成でした。
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◆ 釜石 5:19 → 土沢 7:04 : 普通列車盛岡行き

列車は仙人峠へ向かってぐいぐい高度を上げていきました。陸中大橋駅前後はΩカーブを描いて坂を登ります。谷の反対側に、これから走っていく線路が見えました。
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峠を越えると牧草地帯が現れ、やがて昔話の里、遠野です。かっぱ淵や南部曲り家などの名所を訪ねてみたい町です。

そして土沢駅で途中下車しました。立派な駅舎を持つ駅でした。
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土沢駅で下車したのは朝風呂に入っていくため。旅行の途中でどこか駅近温泉に立ち寄り入浴できるプランにできないか、いろいろ検討していました。で、偶然見つけたのが道の駅とうわに隣接している東和温泉です。
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土沢駅から歩いて 15 分程度の距離でした。東和温泉は 7:00〜8:30 まで朝風呂営業をしており、しかも源泉 100% かけ流し。利用客は多かったです。お湯自体は無色透明の単純温泉であまり特長ありませんが、嬉しい源泉かけ流しの朝風呂でさっぱりできました。なお、10:00 からの通常営業時間では露天風呂が利用でき、また名物の高濃度かけ流し炭酸風呂もあるとのことですので、いつか利用してみたいと思いました。

太陽が顔を出してきたので、コンビニで買ってきた朝食を建物の外にある西洋風モデルガーデンを見ながら食べました。カバとチューリップの組み合わせが面白い?
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近づいてみたらカバではなく羊でした。

さて、土沢駅へ戻って乗りっぱなし旅を続けます。

◆ 土沢 8:37 → 花巻 8:54 : 普通列車花巻行き
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花巻駅で乗り換え。下写真の列車は、乗ってきた列車が待避線へ引き上げた後に入線してきた快速はまゆり 1 号釜石行きです。
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◆ 花巻 9:20 → 北上 9:32 : 普通列車北上行き

ロングシート電車で北上駅まで移動し、北上線に乗り換え。
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◆ 北上 10:03 → 横手 11:15 : 快速列車横手行き。

北上線は錦秋湖の眺めが素晴らしかったです。
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ところどころ新緑の木々が水没林になっていました。いろいろ探すと水没林の良い被写体の場所がありそうな雰囲気でした。
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やがて岩手県から秋田県へ入ります。秋田県側ののどかな里山風景も美しかったです。残念だったのは列車の窓が汚れていたことでした。

横手駅で奥羽本線へ乗り継ぎます。ちょうど昼時、しかし奥羽本線の列車はロングシート車でしょうから車内で駅弁など食べれない。駅前のコンビニで昼食買って軽く済ませた後、列車に乗車。

◆ 横手 11:34 → 新庄 12:56 : 普通列車新庄行き

ロングシート車で 1 時間 30 分過ごすのは面白くないですがここは我慢。昔は特急つばさ号や夜行列車が多数行きかったこの区間、山形秋田両新幹線の開業後、特に寂しくなってしまった印象です。三関、大滝、羽前豊里駅など行き違い設備が廃止された駅も目立ちました。新庄駅到着後、陸羽西線へ乗り換え。
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◆ 新庄 13:08 → 余目 13:54 : 普通列車余目行き

短い乗り継ぎ時間にかかわらず最上川が望める右側の窓側の席に座れました。途中、津谷駅は花々が咲き、良い雰囲気でした。
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沿線の最上川は舟下りで知られた区間、舟下りの観光船が行き交う光景が見れました。
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余目駅からは羽越本線で日本海沿いを新潟まで南下します。
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◆ 余目 14:03 → あつみ温泉 14:59 : 普通列車あつみ温泉行き

列車はガラガラでした。広い庄内平野の田園地帯を走った後、三瀬駅を過ぎると日本海が見えてきました。
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終点あつみ温泉駅です。古い形式のディーゼルカーにはいつまで乗車できるのだろうか。乗れるたびにこれが最後かも知れないと思って、バネがへたった座席の座り心地や走行音などを十分に味わってきたつもりです。
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今回の旅行最後の列車は特急いなほ号です。
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◆ あつみ温泉 15:10 → 新潟 16:36 : 特急いなほ 10 号

帰省の U ターン客がたくさん乗車していて混雑。私は右側窓側の指定席を確保していましたが、自由席は 100% 以上の乗車率だったのでしょう。指定席通路へ誘導するアナウンスがされていました。

ちょうど西日がまぶしい時間。いなほ号の窓の日よけはブラインドなので、窓の上半分ブラインドをおろし、下半分から日本海の景色を見ていくことができました。カーテンだとこのようにはいきません。
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新潟駅に帰って来ました。新潟駅の在来線ホームは高架化によって新幹線ホームと同じ高さになり、特に特急いなほ号は同一ホームで新幹線へ乗換えできるようになりました。ただし、このいなほ 10 号のように、従来通り階をまたいで新幹線ホームへ移動しなければならない列車もあるようです。
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混んでいて希望の座席に座れない列車があるかも知れないと思っていましたが、ロングシート車など一部列車を除いて乗りたかった路線はすべてボックス席の窓側に座れました。ゴールデンウィークとはいえ青春18きっぷなど割安きっぷのシーズンでなかったという理由もあったと思います。ローカル線の窓から新緑が美しかった東北地方の風景をたっぷり味わえてよかったです。

新潟駅からクルマで帰宅する途中、北陸道を走っていたら急にダダダダダ・・・という異音が。左後ろのタイヤがパンク、サイドウォールが破損しました。ハザードつけて停車し、三角表示板を出したあと電話して、ネクスコの人が来るまでガードレール外で待っていました。長い年月運転していますが高速道路で故障したのは初めての経験でした。実際に体験してみると、すぐ近くを 100km/h でクルマがビュンビュン通り過ぎていくのは怖い。三角表示板を設置してガードレール外へ出るまでこれは本当に危険だと思いました。

ネクスコの人が来る前にパトカーが通りがかり、警察の人に安全を確保してもらってタイヤ交換しました。最近のクルマはスペアタイヤを積んでおらず、このような場合に備えて冬タイヤを常時1本積んでいたのが幸いして、その場で交換、遅くならないうちに帰宅できました。パンクの原因ですが、新潟駅近くの駐車場で1日半停めていたため、ひょっとしていたずらかも?と思いました。でも後で確認したら、ちゃっかりネジがささっていました。今思うと駐車場から走り出だしたとき、微妙に走りが重くなったような違和感がありました。

今回の件であらためて対応を確認し、反省点や覚えたことがありました。
たまにしか見ていなかったですが、乗る前にクルマの周りを一周してチェックしていればタイヤの異常に気づいたかも知れない。違和感を感じたときすぐに確認すべきだった。
故障停車したとき、発煙筒も炊いておくべきだった。万一追突された場合に備えてハンドルを左にきった状態で停まっておくべきだった。またガードレール外で待つときはクルマの横ではなく、もっと手前で待っているべきだった。
非常電話が近くになくても道路管理者へ連絡できる #9910 の番号を覚えました。

後日改めてタイヤ交換しました。ホイールは問題ないとのことで安心しました。今後、特に事前のチェックは怠らないように気をつけたいと思います。


★最近のはるちゃん★

抗がん剤パラディアは続けています。与え方は1日おきに 1/4 錠をバナナの中に埋めこんで・・・
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このようにすることで、はるちゃんはバナナと一緒に喜んで食べてくれます。実は抗がん剤自体もおいしかったりして。
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一緒に与えているベータグルカンのサプリは自分で舐めてみても「にげー」と叫ぶくらいの苦さ、バナナにくるんでも食べてくれません。これは水に溶いてシリンジで強制注入しています。とても嫌がりますが、将来強制給餌する事態になった場合の練習だと思ってがんばってもらっています。

その他、がん予防に効果があるとされるスルフォラファンという物質を多く含むブロッコリースーパースプラウトを野菜にふりかけて食べさせていますが・・・
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食べてくれる時とくれない時があります。野菜にからみついて少しでも口に入ってくれれば良しと思っています。スーパースプラウトという商品は近くのスーパーに置いてなく、自宅から遠い特定のスーパーまで調達しにいかないといけません。でも「はるちゃんのためならエンヤコラ」ですので・・・
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乗り鉄旅行・・・磐越西線、山田線など [鉄道関係]

こんにちは。

ゴールデンウィーク後半は、東北地方へ列車(一部バス)乗りっぱなしで車窓を楽しむ旅に行きました。

早朝のため、新潟までクルマで来て新潟駅から列車に乗りました。

◆ 新潟 5:17 → 新津 5:36 : 普通列車長岡行き
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新潟駅は在来線 4 本の線路が 4 月 15 日に高架化されました。真新しいホームと真新しい線路が新鮮です。

ゴールデンウィークなのでオールナイトで遊んでいたのでしょうか。若い人がたくさん乗っていて車内は混雑していました。ちょっと酒臭かったな。

新津駅で磐越西線へ乗り継ぎ。

◆ 新津 6:00 → 会津若松 8:49 : 普通列車会津若松行き
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磐越道だったら 1 時間で着く距離を 2 時間 49 分かけてのんびり乗車。

水量の多い阿賀野川の風景がたっぷり楽しめます。
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津川駅で反対列車待ち合わせ。反対列車は 5 両の長い編成でした。
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新潟福島県境付近はかつての茅葺き屋根にトタンを貼った昔ながらの家々をたくさん見ることができました。
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会津若松駅で乗換え。

◆ 会津若松 9:09 → 郡山 10:11 : 快速列車郡山行き
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磐梯山は雲に隠れていて見えませんでした。昨年のゴールデンウィークも同じ列車に乗っていました。昨年、川桁駅付近などで満開の桜を見ることができましたが、今年はすでに散っていました。

スイッチバック駅だった中山宿駅跡が見れました。旧ホームは見学できるようです。
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郡山駅到着後、東北新幹線で一気に北上。

◆ 郡山 10:59 → 盛岡 12:54 : 新幹線やまびこ 45 号
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車窓にカマボコ型(という表現で良いのか不明)の屋根を持つ建物が見えてくると岩手に来たなという感じがします。

ランチは駅地下で冷麺食べ、その後今回の旅行で最も乗りたかった山田線に乗車。

◆ 盛岡 13:51 → 宮古 15:58 : 快速リアス号宮古行き
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2016 年の台風による災害で不通になり 2017 年 11 月に盛岡-宮古間全線で運転再開したことから乗りに来たいと思っていました。快速列車のためそれなりに混んでいるかも知れないと思っていましたが、ボックス席でも空席が目立つ乗車率でした。

盛岡駅から 3 つ目の上米内駅までは各駅に停まり・・・
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そして上米内駅を出ると、次の停車駅は陸中川井駅。深い山の中を延々 1 時間 20 分近く、ノンストップで走り続けます。特急列車ではない列車でこんなに長い時間、走り続ける列車は珍しいと思います。

かつてのスイッチバック駅で秘境駅でも知られた大志田駅跡。
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同じくスイッチバック駅だった浅岸駅跡は、ちょっと分かりづらかったです。

峠の区界駅の交換施設は廃止になりました。ということは先ほどの上米内駅から川内駅まで列車交換ができず、延々 50km 以上も一方通行の線路が続いていることになります。

区界駅は標高 744m。ここはようやく木々の新芽が出てくる季節になったようです。
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付近は高原地帯で、白樺林を通り抜けたりして、北海道のような雰囲気。
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やがて閉伊川の溪谷に沿って、短いトンネルをいくつも通りながら下っていきます。徐々に木々が新緑になっていくのが分かりました。
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給水塔が残る川内駅。
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川内駅は行き違い設備があり構内も広い駅ですが、快速リアスはあっさり通過。昨年 6 月に山田線沿線をクルマで通り、川内駅へも立ち寄りました。その時はまだ駅員さんが常駐して駅事務室に明かりが灯り、山間の小駅ながら「生きている駅」という感じがしました。しかし 4 月 22 日の CTC 化によりついに無人駅になってしまったようです。

延々走り続けて、ようやく上米内駅以来の停車駅、陸中川井駅に着きました。久しぶりに列車が停まると、やっと人里へ下りてきた感じがします。
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陸中川井駅を出ると、岩泉線の分岐駅だった茂市駅に停車、その次が終点、宮古駅になります。橋の欄干が壊れているなど、一昨年の台風被害がそのまま残っている場所もありました。
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宮古駅到着後、釜石を目指します。山田線は海沿いを南下し釜石駅まで続いていましたが、震災の影響で不通になっており、この区間はバスで行かなくてはなりません。
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◆ 宮古駅前 16:05 → 道の駅やまだ 17:05 : 岩手県北バス
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バスは列車代行バスではなく、普通の路線バスです。バス事業者が異なるため、途中の道の駅やまだで乗換えが必要ですが、おおむね 20 分程度の乗り継ぎ時間で連絡するダイヤが平日は 1 日 11 本、土日祝日は 1 日 7 本案内されています。

養殖いかだがたくさん並ぶ山田湾が見えてくると、やがて道の駅やまだに到着。売店を覗いた後、駐車場に停まっていたバスへ乗り継ぎ。

◆ 道の駅やまだ 17:28 → 大町(釜石市街) 18:15頃 : 岩手県交通
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連休中ということもあったと思いますが、両バスともすいており、列車が通じていないことで宮古-釜石間の公共の交通機関での往来は少ない印象でした。両バス通しで宮古-釜石間乗っていた人は私以外 2〜3 人ほどだったと思います。並行する鉄道は復旧工事中、真新しい線路が敷かれ新しい駅舎やホームも姿を現しつつありました。この区間は三陸鉄道へ引き継がれ 2019 年 3 月に運行開始になるようです。

鉄道が復旧することで三陸海岸沿いの往来、また山田線への往来に再び活気が出て欲しいと思いました。

バスを釜石市街で下車し、この日は三陸の味満載の和定食がつくゴールデンウィーク特別プランがあったホテルサンルート釜石さんで宿泊。夕食は地元のお酒浜千鳥とともにホヤや大きなホタテなど三陸の海の味を味わえました。

この旅行は次回へ続きます。


★最近のはるちゃん★

いつも似たようなシーンばかりですが・・・クローバーが花をつけました。はるちゃんは花ばかり選んで食べています。
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山々を眺めながら列車の旅、身延線、高山線など [鉄道関係]

こんにちは。

3 月下旬、日帰りで列車乗りっぱなしの旅に出かけました。
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◆ 直江津 6:03 → 妙高高原 6:52、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン、普通列車

この列車に地元の駅から乗車。進行方向右側は妙高山と火打山がよく見えました。関山駅-二本木駅間で。
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◆ 妙高高原 6:55 → 長野 7:39、しなの鉄道北しなの線、普通列車

5 両編成のうち、前 3 両が旧長野色の車両でした。右窓から黒姫山、飯綱山などの山々が眺められました。下写真は乗り継ぎの妙高高原駅で。
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◆ 長野 7:45 → 松本 8:35、特急しなの 4 号

下写真は下車した松本駅にて。
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進行方向右側の座席に座りました。安茂里駅-川中島駅間の犀川橋梁を渡っているとき、10 秒もない短い時間ですが、鹿島槍ヶ岳と五竜岳が見えるのは、何気に楽しみ。

日本三大車窓のひとつ、姨捨の長野盆地俯瞰は左窓です。安曇野の盆地へ入ると常念岳など北アルプスの山々が眺められました。松本駅-田沢駅間で。
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◆ 松本 8:51 → 甲府 10:02、特急あずさ 8 号

時間が合えばスーパーあずさ号の新型車両 E353 系に乗ってみたかったです。
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進行方向右側の座席に座りました。塩尻駅手前で右手に穂高岳(西穂高岳かな?)の山頂付近、岡谷駅-上諏訪駅では諏訪湖、小淵沢駅付近では右手に甲斐駒ケ岳、左窓を通して八ヶ岳が眺められました。下写真は小淵沢駅ー長坂駅で見た甲斐駒ケ岳。
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韮崎まで来るといよいよ富士山が見え始めましたが、この時点ではちょっと霞んでいました。

◆ 甲府 10:44 → 静岡 13:02、特急ふじかわ 6 号

進行方向右側の座席に座りました。甲府盆地を走っている最中は南アルプス鳳凰三山(だと思う)、八ヶ岳が眺められました。
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絶景ではない、何気ない山里の風景は好きです。波高島駅-下部温泉駅間で。
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沿線では桜が咲いていました。身延駅で。
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富士川に沿って南下します。身延線は急カーブが多くあまりスピードがあげられません。列車は車輪をきしむ音を立てながらゆっくり走っていました。下写真は十島駅-井出駅間で。
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富士川が車窓から離れた後、沼久保駅を過ぎ西富士宮駅まで一旦北へ戻るような進路になります。そのとき右窓に富士山の雄大な眺めが広がりました。冒頭の写真がそれです。すばらしい眺めでした。

運よく桜と富士山を一緒に。
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列車は身延線の終点富士駅で進行方向が逆になり、静岡駅へ向かいます。東海道本線に入れば 30 分足らずで終点静岡駅なので座席は反転せずにそのまま。後ろ向きに走ることで、有名な薩堆峠付近からも真正面に富士山が視界に入りました。下写真は由比駅-興津駅間で。
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甲府発の特急ふじかわ号は絶対右側座席がおすすめです。

◆ 静岡 13:10 → 名古屋 14:08、東海道新幹線ひかり 471 号

指定席をとっておきました。が、乗ってびっくり。私の周りは全て外国人旅行者、ひょっとしたらその車両は私以外、全て外国人だったといっても過言でないくらい、アウエー感いっぱいでした。欧米の方が多かったようです。静かに乗車されていましたが、独特の香水の香りがちょっぴり気になりましたね。

◆ 名古屋 14:48 → 富山 18:52、特急ひだ 13 号

特急ひだ号は 4 時間の長丁場の乗車なのでグリーン車にしてみました。窓が大きく見える偶数番の一人掛け C 席を確保しました。もちろん大きな窓で優雅に「ワイドビュー」を楽しみたかったという理由もありますが、外国人旅行者の利用が多い列車ゆえ、団体さんとバッティングして周りで騒がれたらいやだな(過去に経験あり)と思い、静かな車内で旅を楽しみたかったのがグリーン車にしたいちばんの理由です。
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右窓に広がる日本ラインや飛水峡、左窓に広がる中山七里の渓谷風景のほか、身延線同様このような何気ない山里風景が良いです。下油井駅-白川口駅間で。
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途中、2 ヶ所の信号場で反対列車の待ち合わせをしました。
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下呂温泉の旅館群は壮観。
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高山駅で 後ろ 4 両切り離して、富山駅へ向かうのは 3 両の身軽な編成になります。
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高山駅を発車して次の上枝駅までのあいだ、右斜め後ろを見ると市街地の背後に真っ白な乗鞍岳と御岳が見えました。

打保駅-坂上駅間で。
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宮川の渓谷を走る頃、徐々に暗くなり、猪谷駅まで来ると完全に真っ暗になりました。陽が長い 5 〜 7 月は終点富山駅まで何とか明るいはずですし、富山平野に入ると、夕陽に照らされた立山などの山並みが眺められると思います。

高山本線の車窓は左側右側甲乙つけがたいですが、右側のほうが景色が良い区間が多いように思います。川の流れに応じて席を移れれば良いですね。

◆ 富山 19:25 → 上越妙高 20:05、北陸新幹線はくたか 576 号

夜なので、ただの移動。

◆ 上越妙高 20:25 発、直江津行きの普通列車で帰宅

妙高はねうまラインに乗り入れてくる、夜の 1 往復だけになってしまった 115 系でした。
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1 年に 1 回、中央西線と高山本線を乗車する旅をしています。今回は大回りして身延線、高山本線に乗車して 1 周するプランにしてみました。乗りっぱなしにかかわらず特急列車が多かったのでお尻は痛くならなかったと思います。列車に乗りながら桜が咲く里山や残雪の山々が眺められ、移動しながら景色を見るのが好きな私にとって、良い日帰り旅行でした。


★最近のはるちゃん★

先日、病院で血液検査、レントゲン検査、エコー検査を受けてきました。
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分子標的型の抗がん剤、パラディアを続けています。はるちゃんは元気で、ウンチやおしっこも普通ですし、血液の異常も認められていません。

肺などへのがんの転移は認めらませんでした。一部摘出できなかった骨盤内側の腫瘍についてエコー検査で見る限り、腫瘍が消えているように見えるとのことでした。

そのうち抗がん剤に耐性を持ったがん細胞が復活して来るかも知れないという心配はありますが、抗がん剤の副作用がほとんど無い現在の QOL は良い状態だと思っています。引き続き毎日元気で過ごして欲しいです。
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