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1泊2日プチ湯治 湯田川温泉、2日目 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

山形県鶴岡市の湯田川温泉、宿泊した翌朝は周辺を散歩しました。
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訪ねたのは 11 月下旬でした。残っていた紅葉がきれいでした。
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散歩中、洗面器などお風呂道具を持って歩いていく人と何人か出会いました。共同浴場へ朝風呂に行くのでしょう。いいなあ、近所に温泉があって・・・
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環境省の国民保養温泉地のサイトに載せられていた資料を見ると、源泉は 1 ヵ所、地下 28.8m から 42.2度の温泉を毎分 900リットル、動力揚湯しているとのことです。源泉は上写真の共同湯、正面湯に隣接しているようですが、お宿から見ていたら正面湯の建物内に配管設備らしきものが見えましたので、正面湯建物内に源泉がありそうに思いました。ということは正面湯のお湯は投入量の多さもさることながら、湧き立て新鮮を味わえるということになるかと思います。また湯田川の泉質は余計な成分?がない純硫酸塩泉(芒硝石膏泉)なので、これも貴重な泉質なのではと思いました。

古い家々も残っていました。左の建物は旧湯田川村役場です。
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高台に梅林公園があり、山頂に雲がかかっていましたが、鳥海山が眺められました。
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宿泊したお宿、珠玉やさんにも貸し切りの展望風呂があり、お風呂からも鳥海山が眺められました。
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湯田川は梅林公園があったり、孟宗竹を使った料理も知られているようです。訪ねるなら次は春が良さそうに思いました。また、個人的には鳥海山や月山の山歩き後に宿泊し、温泉に何回も入って疲れを癒してみたいと思いました。

せっかく鶴岡まで来たので、少し観光しました。加茂水族館を初めて訪ねました。
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この水族館は展示数が世界一といクラゲの展示が圧巻でした。クラゲ内部の体液が流れていく様子が見えたり、光で輝いていたり、とても神秘的に思えました。クラゲ・・・見れば見るほど不思議な生物ですね。
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昨日に続いて海岸沿いをドライブしました。ちょうど 鉄道模型レイアウトで漁港や漁村の風景を作りたいと思っているので、いろいろな風景が参考になりました。

加茂漁港の風景。
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由良漁港です。
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鼠ヶ関ではイカをクルクル回しながら干している風景が見れました。また集落内に県境があります。この細い路地が山形、新潟の県境。
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切り立った岩がランドマーク? 寝屋漁港。
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海沿いの小さな集落とその背後を列車が走っていく・・・鉄道模型レイアウトで作りたい風景は、まさにこんな風景ですよ。
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笹川流れに近づくと海岸の岩は黒っぽいい色から明るい茶色に変わったように思います。夕暮れ時は真っ赤に染まりそうです。
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海はとても澄んでいて穏やか。海に浮かぶ島は粟島。
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桑川駅で。
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国鉄型キハ 40 系は間もなく終焉ですかね。本当は羽越本線をキハ 40 系乗って海を眺めながら湯田川温泉へ行くことも考えていました。しかし、各所乗り換え駅での接続が悪くて時間かかるのでクルマでの移動にしました。実際に気動車見たら、乗っておきたかったなと思いました。

桑川駅に隣接した道の駅で遅めのランチ。食べたかった海鮮丼系は売りきれてしまっていましたが、青い海を眺めながら海鮮フライをいただきました。出来立てのアツアツはおいしかったです。
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晩秋以降の日本海側は鉛色の空ばかりになるのですが、当日は小春日和でポカポカ暖かく、貴重な 1 日だったと思います。日本海沿いのドライブ、如何でしょうか。


★最近のはるちゃん★

今年1年元気で過ごしてくれてありがとう。
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1泊2日プチ湯治 湯田川温泉、1日目 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

温泉でゆっくり過ごしたくて 11 月下旬、山形県鶴岡市の湯田川温泉へ行きました。温泉入って 1 泊する以外、特に観光は考えていませんでしたので、道中の景色を記事にしたいと思います。

往路は時間が許すかぎり高速道路を使わないで行こうと思いました。自宅近くの高田平野の風景。すでに田んぼに白鳥が来ていました。バックの米山に少し雪が積もっていたようです。
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新潟平野や庄内平野でも、田んぼで餌をついばむ白鳥の姿が見れました。

JR 米山駅近くの定番ポイントに立ち寄り。バックの山々はすでに雪山。左奥の雪山は火打山と焼山。その右奥は北アルプス。白馬岳山頂が見えました。
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柏崎~新潟は鉄道、高速道路、幹線国道は内陸部を走るため、海岸線沿いはのんびりドライブできるルート。特に夕陽が美しい区間ですね。荒浜、石地、出雲崎など海岸沿いの町の名前が駅名になっている JR 越後線も内陸を通っています。もし海岸沿いを通っていたら素晴らしい車窓だったのに、と思いながら、線路が通っている風景を妄想しながらドライブしていました。
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出雲崎は佐渡金山の荷揚げ港だったところ。妻入り住居が所せましと建ち並ぶ細長い街並みです。佐渡は近いようで遠いな。当日の海は穏やかでしたが、まもなく「海雪」の季節。
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魚市場でにぎわう寺泊を過ぎると、よく掘って作ったなといつも驚く大河津分水路を渡り、かつて有料道路だった越後七浦シーサイドラインを通ります。絶壁や奇岩の風景が楽しい区間です。
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やがて新潟平野の砂丘地帯になります。このあたりはいちめん大根畑でした。
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さて、新潟市街地へ入ってきたところで時間に余裕がなくなってきました。新潟から日本海東北道を使いました。

南からずっと続いてきた高速道がここで尽きます。その IC 名のイメージで、ついに遠くまでやって来てしまった、この先は俗世間と離れ心安らぐ別の世界が広がっているかも知れない、そんなふうにいつも妄想しています。
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山形県へ入ってすぐの鼠ヶ関で国道 7 号線と別れ、内陸部へ入る国道 345 号線を通ってみました。しかし予想以上に道が狭く、心細くなる道でした。
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極狭の区間が終わると関川という小さな集落。残っている古い家々も人の営みがあるようで安心しました。ここはしな織りという織物で知られ、織物体験ができる施設があるようでした。
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予定した時間に湯田川温泉に着きました。共同浴場の正面湯です。以前、利用したことがあり、無色透明の柔らかでさらっとしたお湯と、大量かけ流しに感動した記憶があります。その記憶を思い出して湯田川温泉へ来てみたかったのでした。
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今回利用したお宿は珠玉やさんです。館内に夜中も利用できるかけ流しの 3 箇所の貸し切り風呂がある他、本館である九兵衛旅館さんのかけ流しの大浴場も利用できます。まずは九兵衛旅館さんの大浴場を利用しました。男性浴場だった山の湯は小さな露天風呂付き、しかも浴槽のコーナー 4 ヵ所にうさぎの石像が置かれているという、うさぎ飼いにとって嬉しい(?)仕様。久しぶりに湯田川の柔らかなお湯を堪能できて良かったです。うさぎに見つめられながら 1 時間近く入らせていただきました。

お宿に戻ってからの夕食。朝晩ともお品書きがありました。お造りを盛っている椀は大根でできていた!
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庄内のお酒、恋の川をいただきました。
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やはり日本海沿いは食べ物(特にお魚とご飯)がおいしいですね。デザート含めて 9 品程度で、量が多すぎてもう動けない、とならず、ちょうどよくお腹におさまった感じでした。どうもごちそうさまでした。

珠玉やさんのお風呂です。一回り大きな浴槽をもつ浴室もあります。柔らかなお湯にこのままとろけてしまってもよいと思いました。
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私の場合、お酒飲むとすぐに寝てしまい、夜遅く起きたときにはすでに入浴時間が終了していた、ということがよくあるのですが、夜中でも好きな時にいつでも貸し切りで入浴できる・・・これは本当にいいですね。


★昨日のはるちゃん★

週末の寒さで雪降るかと思っていましたが、何も積もらず安心しました。
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最後に残った真っ赤な紅葉を楽しむ(はるちゃんは食べる?)とまもなく銀世界だね。
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