SSブログ

雪見風呂、燕温泉へ [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]

こんにちは。

新潟県妙高市、高い雪の壁が続く、冬は 4WD 車でないときつい山道を登って・・・
Q1195772.jpg

標高 1,100m の秘湯、燕温泉へ日帰り入浴に行きました。燕温泉は妙高山への登山口であるとともに、河原の湯、黄金の湯という 2 ヶ所の無料露天風呂が有名です。しかし冬は露天風呂へ行けないので、旅館街いちばん手前に位置するホテル花文さんにお邪魔しました。
Q1195764.jpg

ロビーに山の本がたくさんあって入浴後見入ってました。また、昭和初期の温泉街や谷間の露天風呂などを写した貴重な写真が飾られていました。昭和初期の温泉街の写真は 2〜3 階建ての立派な木造旅館が立ち並び、それぞれの旅館に湯小屋があって内湯がきちんと備えられていたことや湯治客で賑わっていた様子が分かり壮観でした。そのような時代へ戻って訪ねてみたいものです。

日帰り入浴は男性 400 円、女性 500 円と変則的です。これは女性浴場のみ露天風呂があるためです。当日は露天風呂が閉鎖されていたため女性も 400 円でした。

男性浴場です。
Q1195756.jpg
(いつも一緒に写っているのは父です。)

混浴だったであろう面影を残す共同浴場のような雰囲気で、浴槽縁ほぼ全面から湯がオーバーフローしているのを見ると嬉しくなりますね。無加工のかけ流しのため夏に訪ねるとかなり熱いのですが、冬は少し温めの温度でゆったりできておすすめです。

湯口から大量の源泉がどんどん湧きだしていました。
Q1195760.jpg

洗い場のシャワーはなかなかお湯にならないため、浴槽から洗面器で湯をすくってザッバーンと流しました。源泉を頭からかぶるととても気持ちがよいものです。

浴室の大きな窓から外の雪景色が見れました。下写真は入浴後、浴室前の屋外で撮りましたが、浴室からも同じように大田切川の深い渓谷が望めました。
Q1195766.jpg

掲示したあった平成 17 年の分析表によると、泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉という長〜い泉質名で、いろいろな成分がまんべんなく入っていそう。泉温は 44.8 度、湧出量は毎分 758 リットルと多く、しかも自然湧出とのことです。

燕温泉の源泉はどこにあるのだろうか。上流に北地獄谷という源泉地帯があり、赤倉温泉へと引き湯されています。同じ北地獄谷なのか、または惣滝付近で温泉がたくさん流れていた記憶があるので、そちらのほうなのだろうか。温泉が湧出しているところを見るとワクワクしませんか? 訪ねられるのであれば訪ね、湧きたての源泉に触れてみたいです。


★最近のはるちゃん★

雪国生まれ、雪国育ちのはるちゃん・・・
Q1265805.jpg

寒いのは苦手になった? 昔はそんなことなかったのだけれど、窓を開けるとすぐに逃げてしまいます。はるちゃんと雪とのコラボは難しいです。
Q1195786.jpg

nice!(43)  コメント(8) 
共通テーマ:旅行