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水郡線、ひたちなか海浜鉄道、磐越東線に乗って一周 [鉄道関係]

こんにちは。

今まで出しそびれていた 2017 年 11 月上旬の旅行記事です。半年ほどたってしまいましたので思い出しながら・・・

夜中 2 時に自宅を出発し、クルマで郡山までやってきました。郡山駅を基点として鈍行列車で一周してみたいと思います。

まずは朝いちばんの水郡線 6:06 発、水戸行きに乗車。ガラガラでしたので余裕で右側ボックス席に座れました。
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列車はごく普通の田舎をトコトコと南下。途中、磐城石川や磐城棚倉など要所となる駅の駅らしい雰囲気はよかったです。

矢祭山付近では久慈川と紅葉が車窓に。
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乗車した車両キハ E130 系は窓が遮光ガラスなので外の景色が生の色ではなく、少し暗く青っぽく見えるのがちょっと残念です。その代わりまぶしさが抑えられているので太陽があたってもカーテン引いたりブラインド下げたりせず景色が見えるのが良いところかも(そもそもカーテンやブラインドは無い)。

ほぼ中間地点、車両基地のある常陸大子駅で小休止。郡山〜水戸は 3 時間ちょっとの長丁場ですので、外へ出て体を伸ばせる時間があるのは嬉しいです。
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その後もしばらく久慈川の流れを見ながらの車窓が続き、やがて平野部へ出ると常陸大宮駅でどっと乗客が増え、立客がでるほどになりました。水戸駅に着いた時点で超満員になっていました。9:09 水戸駅到着後、すぐの常磐線下り列車に乗り継ぎ、次の勝田駅で下車。

ひたちなか海浜鉄道に乗車してみました。
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単行列車の最後尾で立って景色を見ていきました。
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セイタカアワダチソウ? の黄色い花が続きます。
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ひたちなか海浜鉄道の駅名標は面白いです。駅名の漢字の一部が、その駅の名物などを表したイラストになっています。例えば途中の中根駅の場合、根の右側の「つくり」が前方後円墳の絵柄になっていて、知らない私は一目見ても中根とは読めませんでした。

駅ネコで知られ、車両基地がある那珂湊駅はローカル私鉄の雰囲気が満ち満ちた駅構内でした。
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錆びた古い鉄柱が趣きあります。
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那珂湊駅の雰囲気いいですね。今度ゆっくり訪ねてみたい駅になりました。

進路を北へ変えると、海がチラチラと見えるようになりました。

サツマイモ(だと思いましたが)を収穫している光景を多く見ました。
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終点、阿字ヶ浦駅に到着。すぐに折り返しなので、駅前だけの散策でした。
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青空がとても気持ちよかったです。
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同じ列車で勝田駅へ戻り、すぐに常磐線いわき行きに乗り換え。

この後、いわき駅で磐越東線に乗り継ぐ予定でした。しかし大甕駅到着後、発車できない状態に。酔って乗ってきた女性が乗客に言いがかりをつけて暴れていました。物を盗まれたとか・・・ 真偽のほどは分かりませんが警察を呼ぶ事態になりました。

もしいわき駅で乗り継ぎできななければ、列車本数が少ない路線ゆえ、その後の日程への影響が大きいです。悪天候で遅れるなどと違って、できればこのような事態は勘弁して欲しいのが本音です。

いつ発車するのか待ちながら、乗り継げなかった場合どうするか、高速バスなどの代替手段を調べていましたが、結局 20 分ほどの遅れで大甕駅を発車。乗り継ぎに影響なさそうです。しかしゆっくりランチする時間はなくなりました。

磯原駅を出ると右側のボックス席が空いたので席を移動、勿来付近で広がる海の景色を見ることができました。

いわき駅で磐越東線 13:13 発、郡山行きに乗り換え。なんとかボックス席右側の窓側を確保できました。
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小川郷駅です。磐越東線の駅は意外にホームの幅が広く、立派な屋根が付いた駅が多かったように思います。
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小川郷駅〜夏井駅では夏井川渓谷の紅葉が美しい区間です。ただ、私が座った右側より左側のほうが溪谷の景色は良かったようでした。
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さきほどの水郡線のキハ E130 系と違い、乗車しているキハ 110 系は遮光ガラスではないので、生の色そのままの景色を楽しめました。しかし太陽があたるとまぶしい。船引駅を過ぎた頃から太陽があたるようになり、最後はカーテンを閉め、隙間からチラ見しながら乗車していました。このような時だけは曇っていて欲しいと思いました。

私は対向列車や駅構内が見たいので、進行方向右側の座席に座ることが多いです。また本当に風景を楽しみにしている路線は、右側が景色がよい、太陽があたる方角にならないことを考慮しながらコースを決めています。まあいつもこのようには行かないので多少は我慢しなければなりません。

終点郡山駅に 14:48 着。個人的にとっても久しぶりに乗車した線区。紅葉も見ることができ、新鮮な気持ちで車窓を楽しむことができたと思います。
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さて、乗りっぱなしの列車の旅はこれで終了。再び自分のクルマで、朝乗車した水郡線に沿って南下しました。

この日は以前から訪ねてみたかった湯岐温泉で宿泊しました。
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次回へ続きます。


★最近のはるちゃん★

サークルと屋根の配置を少し変えて、べらんぽエリアを広くしてみました。
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爽やかな季節、べらんぽを今まで以上に楽しんでもらえるだろうか。
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仙山線、左沢線、米坂線・・・に乗車 [鉄道関係]

こんにちは。

前回の記事の続きです。仙台駅です。今日は前日と比べて短い日程。ホテルで朝食をいただいてから出発。
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まずは仙山線、E721 系 6 両編成の山形行き快速列車に乗車。窓側を確保できました。
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仙台 8:15 → 北山形 9:25

仙山線は、短い距離の中で都市部に続いて険しい山岳地帯を行く変化に富んだ路線。特に作並駅〜山寺駅間は長い仙山トンネルを挟んで 33 パーミルの急勾配と半径 250m の急曲線が連続する区間。以前乗ったときはカーブで車輪をキーキー鳴らしながら列車が走っていたと記憶していますが、新しい E721 系は車輪がきしむ音があまり聞こえず、急勾配も感じさせずスムーズに走り抜けていたように感じました。

立石寺がある山寺駅で多数の乗降がありました。ゴールデンウィークでしたので多くの人が観光に来ていたようです。

終点山形駅の一つ手前、北山形駅で下車し、すぐに左沢(あてらざわ)線へ乗りつぎ。左沢線を往復しました。
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北山形 9:28 → 左沢 10:03

ロングシート車両でしたので、往路はおとなしく着席。終点の左沢駅に着きました。
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左沢駅がある大江町は個人的に「おしん」を思い出します。幼いおしんが雪の中、小舟に乗り奉公に出される有名なシーンは、大江町内の最上川でロケされたそうです。

すぐに折り返しの列車に乗車。
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左沢 10:10 → 山形 10:50

列車の最後尾に立って景色を見ていました。左沢駅を発車して背後に見えた雪山は大朝日岳でしょうか。登ってみたい山です。
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山形盆地の田園や果樹園の中を進みます。元行き違い駅だった羽前長崎駅。
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大朝日岳に続き、真っ白でなだらかな雪山が見えていました。月山ですね。今頃春スキーを楽しんでいる人たちがたくさんいるのでしょうね。羨ましい。
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北山形駅は山形新幹線、仙山線、左沢線それぞれが相対式ホーム 2 面 2 線を持つ大きな駅。
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列車は寒河江駅あたりから立客が出始め、終点山形駅に着いた時は超満員になっていました。わずかな時間で山形新幹線へ乗り継いで米沢までワープ。
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山形 10:57 → 米沢 11:35 (つばさ 138 号)

米坂線へ乗り継ぎました。キハ 110 系 2 両編成でした。席を確実にとりたいため、普通列車で来ても乗り継げるのを、つばさ号を利用して先着しました。結局普通列車で来ても余裕でした。
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米沢 12:16 → 坂町 14:49

今回の旅でいちばん乗りたかった米坂線、並行する国道 113 号線は山形方面へ行く際にいつも利用していますが、運転しながら米坂線の線路をちらちら見て、運転にとらわれず景色を見ながらのんびり乗ってみたいと思っていました。

米沢盆地の南〜西縁をぐるっと回って今泉駅で少々停車。山形鉄道との接続駅です。山形鉄道は 4 月に桜を見に来て乗ったばかり。今も団体さんが乗車しているのかな。
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鉄道むすめのラッピング車両。山形鉄道の鮎貝りんごさんは、うさぎ駅長もっちいさんを抱っこしていますね。
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今泉駅を出ると山間部に入ります。何気ない春の車窓が美しかったです。そんな景色をいくつか・・・
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小国駅では反対列車待ち合わせで 30 分弱の長時間停車でした。
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次の越後金丸駅も最近まで行き違い可能駅だったと思いましたが、信号機はあっち向いていて行き違いは廃止されたようです。

小国駅を出ると荒川の渓谷を進みます。昨日乗った阿賀野川沿いの磐越西線に似た景色が続きました。
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終点坂町駅からは・・・

坂町 15:27 → 新発田 15:49
新発田 15:55 → 新津 16:23

そして新津駅 16:38 発のしらゆき 8 号に乗って帰宅しました。

観光なしの乗りっぱなし鉄道旅でしたが、私にとって列車で景色見ながら移動している瞬間も十分な観光だと思っています。田舎の風景は本当に心が安らぎます。

そうそう、せっかくですので米坂線の旅のお供に米沢駅で米沢牛の駅弁を購入していました。
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特に米坂線の各駅に停まりながらの 2 時間 30 分は、おいしい米沢牛の駅弁をいただきながら、美しい春の里山風景を眺めながら楽しい旅ができました。


★今朝のはるちゃん★

この土日の朝方は、大袈裟に言うと降っている雨がいつみぞれに変わってもおかしくないと思うくらい寒かった。まるで晩秋みたい。

こんな日は、室内ではるちゃんとまったり。
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はるちゃんもごろにゃん。
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さすがに昼頃から晴れてきたら普通の気温になった。ああ、はるちゃんを「おんも」に出してあげたかったな。

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磐越西線、陸羽東線、石巻線・・・に乗車 [鉄道関係]

こんにちは。

南東北の JR 路線を「乗り鉄」旅行しました。いつも並行する道路をクルマで走っていて、たまには列車に乗ってみたいな、と思っていた路線(次回の記事で乗車)に乗ることを中心に、いろいろ考えた結果、このような乗りっぱなしの鉄道旅になりました。

前夜遅く新潟駅へ移動し、当日は朝一番の信越本線長岡行きに乗車。
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新潟 5:17 → 新津 5:36

この列車、朝早い列車なのに、若い人たちで大混雑していたのには驚きでした。みんな帰宅するように見えました。ゴールデンウィークなので前夜オールナイトで何かイベントがあったのかな? いずれにしてもこれから乗る予定の磐越西線に大挙して乗り継ぐなんてことはないだろうな、とちょっと不安になりましたが・・・

新津駅で磐越西線の一番列車、会津若松行きに乗り継ぎ。今回の旅で最長の乗車時間なので、ボックスシート窓側を確保したいところです。結局、長岡行きから乗り継いだ人は数人しかいなく、余裕で席を確保できました。
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新津 6:00 → 会津若松 8:49

津川駅で行き違いのため少々停車。反対列車は新潟付近で通勤通学列車になる、5 両の長い編成でした。駅名板は「SL ばんえつ物語」に似合うレトロ風。
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実は当初 SL ばんえつ物語にも乗ろうと思い、グリーン車の 1 列席をえきねっとで 1 ヶ月と 7 日前の朝に予約を入れたのですが、ゴールデンウィークの最盛期ということもあって席を取れませんでした。

SL 列車でなくても見える景色は同じ。野沢駅付近まですいていたので、右に左に座席を動いて景色を見れました。新潟福島県境付近は茅葺屋根だった民家が目立ちます。
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水量の多い阿賀野川の流れを見ながら・・・
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福島県に入ると、車窓左手に真っ白な飯豊連峰が眺められました。

終点会津若松駅で郡山行き快速列車へ乗り継ぎ。窓側は取れなくても仕方ないと思っていましたが右側の窓側を確保できました。ただ太陽があたってちょっとまぶしかった。

会津若松 9:09 → 郡山 10:11

磐梯山が綺麗に見えました。
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乗ってきた列車、郡山駅で。フルーティア車両(乗った列車では回送扱い)が連結されていました。
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郡山駅からは山形新幹線でワープ、といっても急勾配の板谷峠を越える区間、福島駅で地平に降り、山間の急勾配区間に入ると新幹線とは思えないゆっくりしたスピードになるその落差、そして板谷峠を過ぎて下り勾配になると、座席が微妙に前のめりになったような感覚とを味わいながらの乗車は楽しかったです。

郡山 11:06 → さくらんぼ東根 12:48 (つばさ 177 号)

このあとの乗り継ぎに余裕があるため、温泉入浴休憩しました。さくらんぼ東根駅で下車し、東根温泉の公衆浴場、オオタ湯さんで立ち寄り入浴しました。オオタ湯さんは東根駅が最寄り駅ですが、つばさ号が停車するさくらんぼ東根駅からタクシーを使いました。
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内湯 10 人程度の浴槽が 1 つのシンプルな構造。がっつりと温まるお湯なので露天風呂があれば良かったな。熱湯注意と書かれた湯口から激熱源泉が注がれていました。お湯の色はちょっと緑がかって見えました。山形新幹線に沿って天童温泉や東根温泉など温泉がたくさんある地域ですが意外と駅に近い温泉が少なく、ここオオタ湯さんが鉄道旅ではいちばん利用しやすそうでした。

入浴後は歩いて東根駅へ向かいます。ちょうどつばさ号が来ました。
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徒歩 10 分程度で東根駅に着きました。元は行き違い可能駅だったようです。Q5047281.jpg

普通列車で新庄へ。混雑していたので、立って前面展望を見ていました。

東根 14:02 → 新庄 14:42

新庄駅でリゾートみのり号へ乗り継ぎました。大きな窓とリクライニングシートで景色を堪能できそうな列車です。
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新庄 15:01 → 小牛田 16:59 (リゾートみのり号)

アテンダントさんから桜色の乗車証明書をいただきました。季節によって絵柄が変わるようですね。
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陸羽東線沿線も温泉がたくさんあり、瀬見温泉、赤倉温泉、中山平温泉、鳴子温泉、川渡温泉と「温泉」が付く駅名が多く、どれも入りたい温泉ばかりです。瀬見温泉駅付近では古い旅館の建物を見ながら。
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有名な鳴子峡を通過。トンネルとトンネルの合間の一瞬で普通列車なら見逃しそうですが、リゾートみのり号は超スロー運転になり、左右両方向の渓谷を眺めることができました。
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でもやはり鳴子峡は紅葉の季節が絶景のようです。

鳴子温泉駅を出ると次第に平野の田園地帯になります。朝早くから行動していたので、そろそろ疲れてきてちょっとウトウトしました。

このまま終点仙台まで乗っていきたくなったところを、もう少し寄り道します。小牛田駅で下車し、石巻線女川行きへ乗り継ぎ。この列車も余裕で窓側を確保できました。
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小牛田 17:37 → 女川 18:49

前谷地駅です。あまり目立たない印象ですが、気仙沼線との分岐駅です。ただし、気仙沼線は大部分が BRT になっており、鉄道は 5 つ先の柳津駅が終点になりました。
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女川駅が近づくと静かな湾、万石浦に沿って走ります。夕闇みせまるなか、養殖いかだがたくさん並んでいるのが見えました。

新しい女川駅に着きました。
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少しの時間、駅前を散策しました。駅前から海へ向かって一直線に伸びる道はレンガが敷き詰められた広い散歩道で、いざというときは避難路にもなるとのこと。レンガ道の両側はシーパルピア女川という商業施設の建物が並んでいます。
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落ち着いた BGM が流され、おしゃれなつくりのお店が多かったように感じました。

女川駅の建物は大きく、中に日帰り温泉施設「ゆぽっぽ」が入っていました。
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時間があれば立ち寄って行きたいところでしたが、来た列車で折り返すため今回はパス。今思えば、1 本列車を遅らせ、女川で夕食をいただきお風呂に入っていけばよかったかな。

折り返しの列車に乗車。石巻駅で仙石東北ライン経由のハイブリッド気動車に乗り換え、仙台駅へ向かいました。
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女川 19:12 → 石巻 19:38
石巻 19:58 → 仙台 20:56

仙石東北ラインは初めて乗る路線。仙石線から東北本線への乗り入れ線は暗くてよく分かりませんでしたが、仙石線から分岐する直前と東北本線に合流する直前と思われる場所でそれぞれ一旦停止したのち、東北本線へ乗り入れたようでした。

この日は仙台で宿泊しました。ゴールデンウィークの真っ最中で、どの列車も混雑し窓側に座れるかどうかでハラハラしましたが、ほぼ希望する方向の席を確保でき車窓も十分見れて良かったです。途中で温泉休憩したとはいえ、早朝からほぼ乗りっぱなしでかなり疲れました。生ビール飲んで牛たん食べたあと、ホテルへ戻ってすぐに熟睡しました。


★最近のはるちゃん★

こらこら、それは食べて大丈夫なのか?
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たんぽぽのほうがおいしいね!
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中央西線、城北線、高山本線に乗って一周 [鉄道関係]

こんにちは。

高山本線、特急「(ワイドビュー)ひだ」に乗ってワイドな窓から景色を見たくなったので、日帰り乗り鉄旅に出かけました。

えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの地元の駅から出発。妙高高原駅でしなの鉄道北しなの線へ乗り継ぎ。
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長野駅で特急(ワイドビュー)しなの 4 号へ乗り継ぎ。
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特急しなの号は木曽路の深い山中を、木曽川や中山道の古い宿場町を眺めながらの楽しい行程です。

中津川駅で快速名古屋行きに乗り換え、勝川駅で下車しました。
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ちょっと寄り道。東海交通事業城北線に乗りました。
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都会の中の複線の線路を単行気動車がゆく、なんだかアンマッチな路線。
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非電化なので、空が広く感じました。
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終点枇杷島駅で東海道本線に乗り換えてひと駅、特急ひだ号の始発駅名古屋駅に着きました。自宅への土産に「ゆかり」と「赤福」を買って、特急(ワイドビュー)ひだ 11 号に乗車。
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リッチにグリーン車にしました。
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グリーン車は一列席の C 席にしました。JR 東日本のえきねっとで予約しましたが、シートマップで席を選ぶことができず A〜C 席のみの選択でした。ワイドな窓になる偶数番の座席にしたいため、地元の駅の窓口へ行って偶数番で発券して欲しいと頼んだところ、一度発券してみないと席番は分からないとのことでした。発券してみたら案の定奇数番でしたので、偶数番で作りなおしてもらいました。

なお、前方景色が見える運転席すぐ後ろの 1 番も魅力的なのですが、1 番は一度体験すれば十分で、それより車窓の川や山がよく見える通常の横窓のほうが良いなと思って大きな窓を独占できる偶数番 C 席にしました。

名古屋駅で買った駅弁をいただきながら特急ひだ号の車窓を楽しみました。1 列席なので、隣を気にせず、でっかい弁当をほおばりながら。
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高山本線は渓谷や山中の集落の景色が魅力です。木曽川の日本ライン、飛騨川の飛水峡や中山七里では観光案内放送が流れますが、それ以外でも川沿いの景色は美しいです。
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一大温泉地、下呂温泉は旅館が林立しています。
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飛騨川の谷が次第に狭くなり、久々野駅-飛騨一ノ宮駅間の宮トンネルが分水嶺、トンネルを出ると川は日本海方向への流れになり、高山駅に到着。
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8 両編成だったひだ号は高山駅からグリーン車 1 両含む 3 両の身軽な編成になります。

飛騨古川駅を出ると、今度は宮川の渓谷沿いを下っていきます。高山駅までと比べ、スピードは落ちました。乗車したのは 3 月でしたので、ところどころ雪が残っていました。
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JR 東海と JR 西日本の境界駅、猪谷駅へ近づくにつれ、次第に秘境っぽい景色になりました。
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猪谷駅で乗務員が交代、越中八尾付近から富山平野になり、終点富山駅の行き止まり式ホームに到着しました。
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中央西線しなの号と高山本線ひだ号に乗車して一周する行程は今まで何回も乗車しました。しかし個人的にいつも起きる悩みが一つ、最後に頭痛になることです。きっと車窓の見過ぎだと思います。大きな窓のスピードの速い特急から、駅構内や線路脇の建物や木々の様子など近くの景色を見るため、脳みその画像処理が追いつかないからかも知れません。新幹線のようにもっと高速になると視点がおのずと遠くになるので問題ないのですが・・・。家へ帰ってバファリンのお世話になりました。

とはいえ、楽な日帰りで楽しめる絶景の鉄道旅、またしばらくすると同じようなコースで乗り鉄したくなると思っています。


★今朝のはるちゃん★

暑くなりそうな予感。「べらんぽ」の出入り口にすだれを付けて夏仕様にしました。
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桜吹雪をしてみましたが、花びらを振り落して、はるちゃんにとってちょっと迷惑だったかな?
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名所でも、名所でなくても、桜は美しいですね。
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少しだけ乗りました、485系糸魚川快速 [鉄道関係]

こんにちは。

3 月 4 日のダイヤ改正で、唯一残っていた 485 系の定期列車、糸魚川駅-新潟駅間の快速列車が運転終了になるとのことで、少しだけですが乗車しました。
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乗車したのはえちごトキめき鉄道線内、糸魚川駅-直江津駅間です。直江津駅 6:47 発の糸魚川行きで出かけ、快速列車で帰ってくる簡単な行程です。
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485 系快速列車の発車時刻まで糸魚川駅で過ごしました。413 系を久々に見ました。
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快速列車が入線してきました。当日は 1 月上旬でしたが、すでにファンの人たちがお別れの乗車に来ているようでした。30 人ほどいらっしゃったと思います。今はもっと多くの人たちが来ているのでしょうね。
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糸魚川駅 7:58 発。すぐに交直切り替えのデッドセクションを通過。この区間で室内灯が消える体験もこれが最後か・・・
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直江津駅までは途中、能生駅と名立駅に停車。
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鉛色の日本海。波は穏やかでした。
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北陸新幹線開業前まで走っていた特急北越に乗っているような気分を味わえました。

直江津駅 8:30 着。直江津駅から先は信越本線を新潟駅へと向かいます。
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30 分程度のちょい乗りでしたが、乗っておいて良かったです。
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・・・485 系、長い間ご苦労さまでした。


★最近のはるちゃん★

2/8 は、はるちゃんの誕生日でした。
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人間の年齢換算で、もう 40 歳になったんだね。ちゃらちゃらしたお祝いゲートへは無関心。
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嬉しかったのは、特別な日に部屋に持ち込まれるミニ野原の新鮮野菜だったね。
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