沼尻元湯、安達太良山 2015.05.23・・・その2 [山歩き]
こんばんは。
福島県猪苗代町の沼尻、中ノ沢温泉の源泉である沼尻元湯を探索しつつ、安達太良山へ登りました。沼尻元湯を訪ねた 前回の記事 の続きです。
沼尻元湯を後に、胎内岩コースと呼ばれる登山道を鉄山に向けて登ります。
もろそうな岩の下を通ります。落石に注意。
沢の右岸を進んで行くと、道が不明瞭なところがありました。一旦沢の左岸に渡ってすぐに右岸に戻るように道がつけられていました。それが分からず、道ではない斜面を途中まで登ってしまいました。
火口の沼ノ平への道は立ち入り禁止です。
ここから北側斜面の枯れ沢のガレ場を行きますが、ここでも道がやや不明瞭でした。岩に塗られた赤と白のマークを探しながら慎重に進みます。
もうすぐ尾根というところで振り返ると、沼尻元湯、遠くに磐梯山が見えました。磐梯山はこの日の翌日 24 日が山開きだったようです。
胎内岩。岩の下のトンネルを抜けます。大きなザックを背おっていたり、太った人だと抜けるのが困難かも。そのときは岩をよじのぼって乗り越すという手もありそうですが。
胎内岩を抜けるとなだらかな尾根に出ます。しばらく進むと、うさぎの耳を思わせる石楠花の塔がありました。
かつてこの付近で墜落した自衛隊機の慰霊碑とのことです。誰が作ったのか「ミニ石楠花の塔」も添えられていました。
土湯峠からの道と合流したところにある鉄山避難小屋。背後は西吾妻の山々。
やがて、標高 1,709m の鉄山の頂上を通ります。目的の安達太良山(標高 1,700m)よりわずかに高い鉄山。今日の最高標高点です。
右手は火口跡の沼ノ平。絶景です。
別の星に来たような風景。
鉄山を過ぎ、馬の背という尾根を安達太良山へと進みます。沼ノ平から吹きあげる風がとても強く、何度も帽子が飛ばされそうになりました。
沼ノ平の火口壁を離れ、700m ほど進むと、乳首と呼ばれる安達太良山の頂上部へ着きました。
岩をよじ登った頂上は岩がゴロゴロして狭いです。
安達太良山頂上から東側の展望。写真に入っていませんが、郡山市街、福島市街まで見渡せました。
帰りは沼ノ平火口壁まで引きかえし、船明神山コースを下ります。
船明神山前後にかけて火口壁の断崖上をアップダウンを繰り返す道が続きます。右手に沼ノ平の絶景が続きます。
巨人が沼ノ平を覗いているように見える岩。
歩くごとに次々と色の違う岩が現れ、不思議な光景。
火口壁の絶壁のすぐ脇に立てる場所も。転落しないように要注意。
長いあいだ目を楽しませてくれた沼ノ平といよいよお別れです。
この後は樹林帯に入り、ひたすら沼尻登山口に向けて下りました。
今回歩いた、沼尻元湯経由の胎内岩コースと船明神山コースをたどるルートは沼尻周回コースとも呼ばれているようで、単に安達太良山に登るということ以外に、沼尻元湯の源泉地帯の光景、沼ノ平の火口風景など、火山らしい絶景の景色を堪能することができ、また次の機会も歩いてみたいと思わせてくれるコースでした。
登山したのは 5 月 23 日、沼尻登山口 6:30 → 沼尻元湯 7:30 → 鉄山 9:20 → 10:00 安達太良山 10:30 → 沼尻登山口 12:20 の行程でした。
帰りに沼尻元湯の温泉を引いている沼尻温泉田村屋旅館さんで昨年秋に続き、再び立ち寄り入浴しました。
引き湯の影響からか沼尻元湯の透明な湯は、ここでは雰囲気ある白濁の湯に変わっていましたが、独特の匂いと酸っぱい味はそのままのアツアツかけ流しのお湯でした。
福島県猪苗代町の沼尻、中ノ沢温泉の源泉である沼尻元湯を探索しつつ、安達太良山へ登りました。沼尻元湯を訪ねた 前回の記事 の続きです。
沼尻元湯を後に、胎内岩コースと呼ばれる登山道を鉄山に向けて登ります。
もろそうな岩の下を通ります。落石に注意。
沢の右岸を進んで行くと、道が不明瞭なところがありました。一旦沢の左岸に渡ってすぐに右岸に戻るように道がつけられていました。それが分からず、道ではない斜面を途中まで登ってしまいました。
火口の沼ノ平への道は立ち入り禁止です。
ここから北側斜面の枯れ沢のガレ場を行きますが、ここでも道がやや不明瞭でした。岩に塗られた赤と白のマークを探しながら慎重に進みます。
もうすぐ尾根というところで振り返ると、沼尻元湯、遠くに磐梯山が見えました。磐梯山はこの日の翌日 24 日が山開きだったようです。
胎内岩。岩の下のトンネルを抜けます。大きなザックを背おっていたり、太った人だと抜けるのが困難かも。そのときは岩をよじのぼって乗り越すという手もありそうですが。
胎内岩を抜けるとなだらかな尾根に出ます。しばらく進むと、うさぎの耳を思わせる石楠花の塔がありました。
かつてこの付近で墜落した自衛隊機の慰霊碑とのことです。誰が作ったのか「ミニ石楠花の塔」も添えられていました。
土湯峠からの道と合流したところにある鉄山避難小屋。背後は西吾妻の山々。
やがて、標高 1,709m の鉄山の頂上を通ります。目的の安達太良山(標高 1,700m)よりわずかに高い鉄山。今日の最高標高点です。
右手は火口跡の沼ノ平。絶景です。
別の星に来たような風景。
鉄山を過ぎ、馬の背という尾根を安達太良山へと進みます。沼ノ平から吹きあげる風がとても強く、何度も帽子が飛ばされそうになりました。
沼ノ平の火口壁を離れ、700m ほど進むと、乳首と呼ばれる安達太良山の頂上部へ着きました。
岩をよじ登った頂上は岩がゴロゴロして狭いです。
安達太良山頂上から東側の展望。写真に入っていませんが、郡山市街、福島市街まで見渡せました。
帰りは沼ノ平火口壁まで引きかえし、船明神山コースを下ります。
船明神山前後にかけて火口壁の断崖上をアップダウンを繰り返す道が続きます。右手に沼ノ平の絶景が続きます。
巨人が沼ノ平を覗いているように見える岩。
歩くごとに次々と色の違う岩が現れ、不思議な光景。
火口壁の絶壁のすぐ脇に立てる場所も。転落しないように要注意。
長いあいだ目を楽しませてくれた沼ノ平といよいよお別れです。
この後は樹林帯に入り、ひたすら沼尻登山口に向けて下りました。
今回歩いた、沼尻元湯経由の胎内岩コースと船明神山コースをたどるルートは沼尻周回コースとも呼ばれているようで、単に安達太良山に登るということ以外に、沼尻元湯の源泉地帯の光景、沼ノ平の火口風景など、火山らしい絶景の景色を堪能することができ、また次の機会も歩いてみたいと思わせてくれるコースでした。
登山したのは 5 月 23 日、沼尻登山口 6:30 → 沼尻元湯 7:30 → 鉄山 9:20 → 10:00 安達太良山 10:30 → 沼尻登山口 12:20 の行程でした。
帰りに沼尻元湯の温泉を引いている沼尻温泉田村屋旅館さんで昨年秋に続き、再び立ち寄り入浴しました。
引き湯の影響からか沼尻元湯の透明な湯は、ここでは雰囲気ある白濁の湯に変わっていましたが、独特の匂いと酸っぱい味はそのままのアツアツかけ流しのお湯でした。
昨年の夏に安達太良山に行ってきました。ゴンドラ使ってですが。。。^^;
沼ノ平は本当に絶景ですね~。
茶色の山ですが、白い色の美しさに自分は思わず足を止めました。
磐梯山も良いですね。
by Atwight (2015-06-20 15:32)
Atwight 様
こんばんは。私は安達太良山に初めて登りました。
標高は高い山ではありませんが、おっしゃる通り、沼ノ平の雄大な景色、場所によって変わる土や岩の色や形、源泉風景など、歩いていて楽しかったです。
また季節を変えて行ってみたい山でした。
磐梯山も景色がよさそうですね。
by TakiHaru (2015-06-20 21:22)