灯の回廊・・・60km、11万本の灯

　こんばんは。
　新潟県上越市の旧安塚町、旧大島村、旧浦川原村、旧牧村の広大な範囲で、道路沿いに雪洞を掘ってキャンドルを照らすイベント「灯の回廊」が 昨日2月22日に開催されました。

　最初は安塚で始まったキャンドルロード、最近は大島、浦川原、牧も共同開催をしており、この日は東頸城地方全体がキャンドルの優しい光に包まれる、特別な日になります。

　キャンドルロード総延長が60ｋｍ、11万本の灯はギネスブックにも挑戦中とのことです。
　本記事では片鱗ではありますが、キャンドルロードの様子を紹介致します。

　陽がくれる前はこんな感じ。すでに灯が点灯しています。


　安塚の最奥、キューピットバレイスキー場。




　豚汁屋台。寒いので暖かい豚汁は嬉しいですね。


　道路に沿って点々とキャンドルが灯っています。


　例年に比べ雪が少ないので、道路脇の雪の壁が低く、雪洞もかなり低い位置に作られていました。


　幹線道路だけではなく、小さな行き止まりの集落へ至る細い道でもきちんとキャンドルが設置されています。これはすばらしいです。





　大島区の仁上地区。夏場はホタルの群生地として知られています。



　国道253号線沿いの日帰り温泉施設ゆあみさん




　上の写真が見える幹線道路の253号線、この地域の人以外に大型トラックの通行量も多い道。遠距離運転されている方も今夜は延々と続くキャンドルを楽しんだのではないでしょうか？

　サザエさん一家もキャンドルに包まれて団欒に花が咲いているのでしょう。



　灯の回廊、範囲がかなり広いので、短時間に全てを回るのは困難だと思います。また1日だけの開催なので何かもったいないなあと感じてしまいます。豪雪地で当日悪天候になるリスクはあるでしょうし、かといって長期間実施したとしたら降雪や除雪で雪洞が壊れるし気温が上がれば像が崩れてしまいます。
　それでも1日数時間だけで終わらせるのは惜しいです。昔は土日両日行っていました。いろいろなご苦労があろうかと思いますが、せめて土日2日間開催して多くの人が全ての開催地へ訪れるチャンスを増やして欲しいと個人的に思います。

（注）本記事の写真は、私の父親が撮影してきました。

コメント 2

雪国ならではですね!!
実際に見たら溜め息しか出ない美しさだと思います

東京は雪との付き合い方を知らないので、もう雪なんて見たくもないという人ばかりですよ
僕もですけどね

by suhr0045 (2014-02-25 20:10) 

suhr0045 様
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。

先日の大雪で関東地方はさぞかしたいへんだったと思います。お見舞い申し上げます。
私たちの地域も雪に備えがあるとは言え数メートルも積もって何度も屋根の雪下ろしをしなければならないときなど、本当にがっくりします。とはいえ、どんなに文句を言っても降ってくるモノなので、この雪を逆に利用してしまおうという考えのひとつがこのようなイベントです。
延々と続くキャンドルの道しるべは美しいので次の機会にぜひお越しください。

by TakiHaru (2014-02-25 23:28)