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青森県方面へ旅行 2日目、下北半島大間崎へ [旅行いろいろ]

こんにちは。

宿泊した大鰐温泉を発った頃は雨降りでしたが、津軽半島を走る頃には徐々に晴れ間が見えるようになってきました。対岸は下北半島です。
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昨日と同じく外ヶ浜町の蟹田へやって来ました。今日は列車ではなく船に乗船です。むつ湾フェリーで下北半島へ移動しました。
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◆ 蟹田港 10:50 → 脇野沢港 11:50 : むつ湾フェリー第3便

利用した便はクルマが 7、8 台程度しかいなく、乗客は少なかったです。短い航路で、かつ寒く無ければ、客室へ入らずに甲板で海を見ながらぼーっと過ごすのが好きです。しかし沖合へ出ると北風が強く波しぶきが舞ってきて寒かった。春〜初夏でしたらイルカの群れに出会えるそうです。
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鯛の形に似ていることから名付けられた鯛島。私には鯛というより鯨に見えました。坂上田村麻呂にまつわる悲恋伝説が残されているようです。
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脇野沢に到着しました。津軽半島と陸続きとはいえ、別の島へ渡ってきたような気分でした。
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クルマで国道 338 号線、海峡ラインと呼ばれる道を北上しました。西側の海岸は断崖絶壁のため、道路は山の中を激しくアップダウンしながら続いています。でも、道路はほとんど 2 車線で走りにくくはありません。

そんな断崖絶壁の海岸に忽然と現れる名所、仏ヶ浦。
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駐車場から海岸まで歩いて下りました。人々の大きさと比べると、岩の大きさに圧倒されます。
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波の浸食によってできたとのことです。ここまで地形ができるのに途方もない時間がかかっているのだと思います。
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波打ち際の岩は、今まさに波で削られている最前線。岩のくぼみに小さな貝がたくさん張り付いていました。
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駐車場へ戻るには長い階段を登る必要があり、一気に登ると途中でバテると思います。牛歩でゆっくりゆっくり登れば問題ありませんでした。

仏ヶ浦は観光船で訪ねたほうが、よりダイナミックな風景が見られそうでした。

津軽海峡の反対側は北海道。函館山が見えてきました。
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断崖が続く海岸沿いの僅かな平地に漁村が点在しています。どこにでも人の営みがありますね。小さな船が多いのですぐ近くに豊かな漁場がありそう。
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奇岩が並ぶ海沿いの道になり・・・
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立派な煙突を備えた、北海道のような雰囲気の家が多くみられるようになると・・・

本州最北端、大間崎に着きました。自宅から海を渡らず(今回は海を渡りましたが・・・)クルマを走らせて行くことができる最北端。はるばるやって来ました。
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岬は整備され、周囲に土産物屋さんが並ぶ観光地でした。波打ち際まで降りました。すぐ近くに弁天島、その向こうに北海道が横たわっていました。北海道の汐首岬までわずか 18km とのことです。
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また、大間崎は北海道最南端の白神岬より緯度が高い場所とのことで、少しだけ北海道に首を突っ込むことができたように感じました。

今日の宿泊は大間に近い、風間浦村の下風呂温泉です。
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パンフレットによると、温泉の歴史は古く 1,450 年頃の地図に湯本という記載があるそうです。古くからの温泉としては本州最北端の温泉といっても過言ではないと思います。

さが旅館さんに宿泊しました。お部屋からは津軽海峡と北海道の恵山が眺められました。
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港や温泉街を散策しました。イカ釣り漁船がたくさん停泊していました。
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海面を照らす電球はかなり大きいのですね。
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宿泊した日はお盆期間中なのか、漁は休みとのこと。期待していた漁火は見られませんでした。

鉄道跡のようなアーチ橋がありました。これは昭和初期に工事が行われていた大間線という鉄道用で、開通することなく中断された鉄道の路盤が遊歩道になっています。駅のようなところには足湯が設けられていました。
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下風呂温泉の源泉は大湯、新湯、それに浜湯と言われる海辺地 1 号、2 号があるようです。写真正面の共同浴場大湯で立ち寄り入浴しました。
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大湯は白濁した酸性の硫黄泉で舐めると酸っぱいです。浴槽は熱めと温めの 2 つの槽がありましたが温めでもびしっと熱く、烏の行水でした。もちろん熱いほうの浴槽は激熱で入れるレベルではありませんでした。ヒバの木を使って作られた建物とのことで特に浴場の板張りの床はとても風情がありました。

正面は新湯の共同浴場です。お宿の温泉は新湯を引いているので、新湯の共同浴場は利用しませんでした。
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お宿で利用した新湯のお湯は、大湯と違って透明な硫黄泉で酸性は強くなく、さっぱりした感じでした。

2 つの共同浴場を廃止し、新しい温泉施設を作る計画があることを帰宅してから知りました。事前に知っていたら共同浴場をもう少しじっくりと味わったのに・・・

お宿の夕食は、5 種のお造り、もずく、煮魚、焼き魚、イカの味噌焼き、そして鮑焼きなど満載の海の幸(そのようなプランを利用しています)を生ビールと冷酒(銘柄失念)とともにお部屋でゆっくりいただけました。朝食は食堂で、朝からイカの刺身をいただけました。どうもごちそうさまでした。海の幸いいですね。歳をとると肉より魚が好きになると言いますが、海辺の温泉で海の幸を「おいしいおいしい」言いながらいただいていると、本当にそのようになっていると感じます。


★最近のはるちゃん★

コスモスが咲き始めました。コスモスとはるちゃんのコラボを考えていますが、どうなることやら・・・
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middrinn

奇観ですねぇ( ̄◇ ̄;) ラスト、可愛いです(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-09-30 14:45) 

よしころん

はるちゃん、ラブリー♡
by よしころん (2018-09-30 19:43) 

TakiHaru

middrinn さま、こんばんは。
下北半島西海岸の地形を見て、波や風雪など特に冬の厳しさが感じられました。はるちゃんとコスモスのコラボは年1回の楽しみです。
by TakiHaru (2018-10-01 22:22) 

TakiHaru

よしころんさま、こんばんは。
今年こそコスモスでおめかししたはるちゃんを撮ってみたいと思っています。コスモスを食べたがるはるちゃんをなだめるのに苦労している最中です。
by TakiHaru (2018-10-01 22:24) 

yamatonosuke

いいこと聞きました!
津軽半島から下北半島まで船で渡れるんですね、
大間へバイクで行く時はぜひそのルートにしたいと思います。
マグロはもちろん新鮮なイカ食べたいです(^^♪
by yamatonosuke (2018-10-02 01:38) 

TakiHaru

yamatonosuke さま、こんばんは。
はい、津軽半島と下北半島の両方を訪ねるには便利な航路で、ドライブ(ツーリング)に船の旅が入ると変化が出て楽しいかと思います。
先日の yamatonosuke さんの記事に大間のマグロが取り上げられていましたよね。私も旅館で海の幸たくさんいただけました。ぜひお出掛けください。
by TakiHaru (2018-10-02 23:00) 

響

あれは鯛じゃなくて鯨ですね。
しおを吹くところの灯台が可愛い。
by (2018-10-05 19:41) 

TakiHaru

響さま、おはようございます。
確かに灯台が鯨の潮吹きみたいですね。
鯛島はじめ仏ヶ浦やその他海岸沿いで見えた岩など、奇岩の風景が楽しめました。
by TakiHaru (2018-10-06 06:31) 

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