青森県方面へ旅行 1日目、JR津軽線、津軽鉄道線に乗車 [旅行いろいろ]
こんにちは。
夏休みは青森県方面へ旅行に行きました。3 日間の日程で岩木山か八甲田山など青森の山へ登る+津軽半島一周を中心に計画していましたが、週間天気を見るとあいにく雨ばかりの予報でしたので、5 日ほど前になって、プランを大幅に変更、山登りはきっぱりあきらめ、普通の旅行の装備で出かけることにしました。
夜中に出発して、時々雨が激しく降るなか、日本海沿いを北上しました。
山登りしないと決めていても、やっぱりちょっと登山して行こうと思います。で、立ち寄ったのが秋田県大潟村の日本一低い山、大潟富士です。
登頂に要する時間は 15 秒ほど。高さは 3.776m です。「3776」という数字はどこかで聞いたような・・・そう本当の富士山の標高です。大潟富士はちょうど富士山の 1000 分の 1 の高さで造られました。日本一低いというのは頂上が海抜 0m だから。大潟富士がある八郎潟干拓地は海面より低いところにあります。
山頂からの展望です。八郎潟干拓地の田園がどこまでも続いていました。
干拓地内は道路がずっと真っ直ぐで北海道を走っているような気分でした。また五城目八郎潟 IC から大潟村へと至る道は、干拓地内に入ると両側にずっとひまわりが咲いていて見ごたえがありました。
大潟富士登山後、一気に津軽半島を目指し、JR 津軽線の蟹田駅に来ました。青函トンネルを通って北海道へ通じる電化幹線から取り残された、非電化の末端区間に乗車したいと思いました。
私は車両形式や車両運用など詳しくありませんが、懐かしいタラコ色気動車を目にした途端、嬉しくなりました。
◆ 蟹田駅 11:44 → 三厩駅 12:24 : 普通列車三厩行き
進行方向右側に座りました。右側だと車窓に青函トンネルへ向けて新幹線と在来線が一緒になる様子、新幹線の奥津軽いまべつ駅の様子、そして終点近くになると津軽海峡を見ることができました。
終点三厩駅に着きました。
青函トンネルの入り口は三厩駅から近いところにあります。津軽線は終点ですが、正面少し向こうの地下、さらには海底を通って鉄道が北海道へと続いているのですね。
駅前通りはいかにも北国らしい寂しい雰囲気に感じました。
三厩駅へ来た記念に・・・
三厩は源義経の北行伝説に由来する地名とのことです。義経は北海道へ渡った後、さらに大陸へ渡ってチンギス・カンになったいう伝説もありますね。それが事実かどうかは分かりませんが、なんという壮大な伝説だろうと、復路はその伝説を想像しながら、ちょっぴりロマンにひたっていました。
◆ 三厩駅 12:43 → 蟹田駅 13:23 : 普通列車青森行き
蟹田駅へ戻ってきました。
さてもう 1 つ列車に乗ろうと思います。クルマで半島横断し、津軽鉄道津軽中里駅へ来ました。
雨がひどく、スマホがけたたましく音を鳴らし五所川原市の避難情報が流れてきます。避難対象地域は津軽鉄道沿線ではないようでしたが、列車は動くのだろうか。駅で訪ねると平常運転していますよ、とのこと。予定通り津軽鉄道線に乗車しました。
◆ 津軽中里駅 14:30 → 津軽五所川原駅 15:02 : 普通列車津軽五所川原行き
きっぷは懐かしい硬券きっぷでした。これ以外にも懐かしいレトロな風景が沿線でたくさん見ることができました。
まだ腕木式信号機が健在なのですね。金木駅にて。
終点、津軽五所川原駅は跨線橋などを JR と共用していますが、JR の駅舎に隣接して津軽鉄道線の古い駅舎がありました。
朽ち果てた車両が置きっぱなしになっているのは地方鉄道らしい?
往路と同じ車両に乗って出発駅へ戻ります。
◆ 津軽五所川原駅 15:15 → 津軽中里駅 15:50 : 普通列車津軽中里行き
木の電柱が渋すぎる!
草茫々の駅構内が渋すぎる! 津軽飯詰駅です。駅の両端の分岐器に雪覆いが設置されていて、これもまた良い光景でした。
津軽中里駅へ戻ってきました。案山子が雨でびしょぬれでお気の毒。
往復乗車後、渋い鉄道風景を見ながら沿線をゆっくり巡ってみたいと思いました。今回は時間がないこともありますが、大雨でとても外を歩きたくない天気でしたので、また次の機会を考えたいと思います。
クルマで大鰐温泉へ移動し、不二やホテルさんに宿泊しました。
お風呂は内湯と露天風呂がありました。内湯はジャグジーがついており個人的に揺れる湯は好きではないので、露天風呂中心に入っていました。露天風呂は内湯より広くかけ流し、ところどころ腰かけられる石があり、ゆっくりお湯を楽しむことができたと思います。
食事は朝夕ともレストランで。夕食は海鮮陶板、カレー風味の変わった味付けの野菜の天ぷら、地元大鰐のシャモロックの釜飯などを、地酒じょっぱりとともにいただきました。また倉石牛のしゃぶしゃぶが付くプランにしました。夏とはいえ熱いしゃぶしゃぶ、おいしかったです。朝食はハーフバイキング形式で、りんごジュースやイカメンチをたくさんいただけました。ごちそうさまでした。
不二やホテルさん、全体的にクオリティーが高く、安心して利用できると感じたお宿でした。
★最近のはるちゃん★
今が梅雨みたい。
そろそろアルミ板のひんやりベッドを終わりにしても良い頃ですが・・・いつもここで寝そべっているので、まだ冷たいのが気持ちいいのかな。もうしばらく活躍してもらいましょう。
夏休みは青森県方面へ旅行に行きました。3 日間の日程で岩木山か八甲田山など青森の山へ登る+津軽半島一周を中心に計画していましたが、週間天気を見るとあいにく雨ばかりの予報でしたので、5 日ほど前になって、プランを大幅に変更、山登りはきっぱりあきらめ、普通の旅行の装備で出かけることにしました。
夜中に出発して、時々雨が激しく降るなか、日本海沿いを北上しました。
山登りしないと決めていても、やっぱりちょっと登山して行こうと思います。で、立ち寄ったのが秋田県大潟村の日本一低い山、大潟富士です。
登頂に要する時間は 15 秒ほど。高さは 3.776m です。「3776」という数字はどこかで聞いたような・・・そう本当の富士山の標高です。大潟富士はちょうど富士山の 1000 分の 1 の高さで造られました。日本一低いというのは頂上が海抜 0m だから。大潟富士がある八郎潟干拓地は海面より低いところにあります。
山頂からの展望です。八郎潟干拓地の田園がどこまでも続いていました。
干拓地内は道路がずっと真っ直ぐで北海道を走っているような気分でした。また五城目八郎潟 IC から大潟村へと至る道は、干拓地内に入ると両側にずっとひまわりが咲いていて見ごたえがありました。
大潟富士登山後、一気に津軽半島を目指し、JR 津軽線の蟹田駅に来ました。青函トンネルを通って北海道へ通じる電化幹線から取り残された、非電化の末端区間に乗車したいと思いました。
私は車両形式や車両運用など詳しくありませんが、懐かしいタラコ色気動車を目にした途端、嬉しくなりました。
◆ 蟹田駅 11:44 → 三厩駅 12:24 : 普通列車三厩行き
進行方向右側に座りました。右側だと車窓に青函トンネルへ向けて新幹線と在来線が一緒になる様子、新幹線の奥津軽いまべつ駅の様子、そして終点近くになると津軽海峡を見ることができました。
終点三厩駅に着きました。
青函トンネルの入り口は三厩駅から近いところにあります。津軽線は終点ですが、正面少し向こうの地下、さらには海底を通って鉄道が北海道へと続いているのですね。
駅前通りはいかにも北国らしい寂しい雰囲気に感じました。
三厩駅へ来た記念に・・・
三厩は源義経の北行伝説に由来する地名とのことです。義経は北海道へ渡った後、さらに大陸へ渡ってチンギス・カンになったいう伝説もありますね。それが事実かどうかは分かりませんが、なんという壮大な伝説だろうと、復路はその伝説を想像しながら、ちょっぴりロマンにひたっていました。
◆ 三厩駅 12:43 → 蟹田駅 13:23 : 普通列車青森行き
蟹田駅へ戻ってきました。
さてもう 1 つ列車に乗ろうと思います。クルマで半島横断し、津軽鉄道津軽中里駅へ来ました。
雨がひどく、スマホがけたたましく音を鳴らし五所川原市の避難情報が流れてきます。避難対象地域は津軽鉄道沿線ではないようでしたが、列車は動くのだろうか。駅で訪ねると平常運転していますよ、とのこと。予定通り津軽鉄道線に乗車しました。
◆ 津軽中里駅 14:30 → 津軽五所川原駅 15:02 : 普通列車津軽五所川原行き
きっぷは懐かしい硬券きっぷでした。これ以外にも懐かしいレトロな風景が沿線でたくさん見ることができました。
まだ腕木式信号機が健在なのですね。金木駅にて。
終点、津軽五所川原駅は跨線橋などを JR と共用していますが、JR の駅舎に隣接して津軽鉄道線の古い駅舎がありました。
朽ち果てた車両が置きっぱなしになっているのは地方鉄道らしい?
往路と同じ車両に乗って出発駅へ戻ります。
◆ 津軽五所川原駅 15:15 → 津軽中里駅 15:50 : 普通列車津軽中里行き
木の電柱が渋すぎる!
草茫々の駅構内が渋すぎる! 津軽飯詰駅です。駅の両端の分岐器に雪覆いが設置されていて、これもまた良い光景でした。
津軽中里駅へ戻ってきました。案山子が雨でびしょぬれでお気の毒。
往復乗車後、渋い鉄道風景を見ながら沿線をゆっくり巡ってみたいと思いました。今回は時間がないこともありますが、大雨でとても外を歩きたくない天気でしたので、また次の機会を考えたいと思います。
クルマで大鰐温泉へ移動し、不二やホテルさんに宿泊しました。
お風呂は内湯と露天風呂がありました。内湯はジャグジーがついており個人的に揺れる湯は好きではないので、露天風呂中心に入っていました。露天風呂は内湯より広くかけ流し、ところどころ腰かけられる石があり、ゆっくりお湯を楽しむことができたと思います。
食事は朝夕ともレストランで。夕食は海鮮陶板、カレー風味の変わった味付けの野菜の天ぷら、地元大鰐のシャモロックの釜飯などを、地酒じょっぱりとともにいただきました。また倉石牛のしゃぶしゃぶが付くプランにしました。夏とはいえ熱いしゃぶしゃぶ、おいしかったです。朝食はハーフバイキング形式で、りんごジュースやイカメンチをたくさんいただけました。ごちそうさまでした。
不二やホテルさん、全体的にクオリティーが高く、安心して利用できると感じたお宿でした。
★最近のはるちゃん★
今が梅雨みたい。
そろそろアルミ板のひんやりベッドを終わりにしても良い頃ですが・・・いつもここで寝そべっているので、まだ冷たいのが気持ちいいのかな。もうしばらく活躍してもらいましょう。
タラコ色(笑)
ご飯の上にのせて食べたくなりました♪
木の電柱横を行く津軽鉄道もかなり味があり、
お写真を拝見しているだけでも旅情を感じます~
by yamatonosuke (2018-09-25 00:46)
大潟村、春は、桜と菜の花がきれいですよ♪
by caveruna (2018-09-26 15:14)
津軽線の三厩駅、
最果ての雰囲気がただよう旅情感ある終着駅ですよね。
このような駅には昔ながらのタラコ色ディーゼルが
よくマッチしているように思います(^^)
津軽鉄道の腕木式信号機もいい味出していますね!
by あおたけ (2018-09-26 17:55)
yamatonosuke さま、こんばんは。
タラコではありませんが青森は新鮮な海の幸がたくさん味わえます。
木の電柱など、地方の私鉄ならではの風景だと思います。
ストーブ列車が走る冬にまた来てみたいですね。
by TakiHaru (2018-09-26 22:39)
caveruna さま、こんばんは。
ガイドマップを見たら、今回見たひまわりの他に桜・菜の花ロードや梅並木などもあるようですね。
GW頃がたくさん花が咲くのでしょうか。次回は春に訪ねてみたいと思います。
by TakiHaru (2018-09-26 22:42)
あおたけさま、こんばんは。
懐かしい国鉄型気動車はあとどのくらいの年月乗れるチャンスがあるか分かりませんが、独特のエンジン音や決して良いとはいえない乗り心地を味わって乗車できました。
三厩駅に近づき竜飛崎の方が見えてくると、いよいよ最果ての地にやってきたなと感慨深く感じました。
津軽鉄道も古い施設が残っているうちに沿線をゆっくり巡ってみたいですね。
by TakiHaru (2018-09-26 22:50)
朽ちた車両は勿体ない反面
良い味が出てますね。
どこまでも広がる田園風景に癒されます。
by 響 (2018-09-29 20:17)
響さま、こんにちは。
展示保存される車両以外はこのような運命になってしまうのでしょうか。
地方の私鉄ではこのような光景をよく目にするように思います。
八郎潟は干拓地なので集落がすくないぶん、田園は広大ですね。よくこれだけ広い湖を干拓したものだと驚きます。
by TakiHaru (2018-09-30 13:27)