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岐阜県、下呂温泉 睦館 [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]

 こんばんは。
 JR高山線の旅 の途中、下呂温泉の最寄り駅、下呂駅で途中下車しました。
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 草津、有馬と並んで日本三大名泉のひとつに数えられている下呂温泉。さびれゆく温泉も多い中、下呂温泉は観光客が多く訪れ、とても活気があるように思えます。また、乗ってきた列車からも外国人観光客が大勢下車したように、外国人観光客もあちこちで見かけます。外国人に人気がある高山や白川郷とセットにしたコースですでに定着しているのだと思います。

 今回は、下呂駅から地下道を通って温泉街へと出たいちばん最初に見えるお宿、睦館 さんの立ち寄り湯を利用しました。写真いちばん手前の建物が睦館さんです。
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 玄関先には温泉がちょろちょろ流れる演出がなされています。
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 下呂温泉では1,300円で3軒の加盟旅館に入浴できる湯めぐり手形を使うとお得にいろいろなお宿のお湯を楽しめそうです。実際に手形を使う方が多いのでしょう。フロントでは手形のご利用ですか、と聞かれました。手形を使わない場合は大人700円です。

 お風呂の様子です。男女別の内湯が1つずつ。露天風呂はありません。
 内湯です。
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 窓が南側に面しているので明るい日差しが浴室内に降り注いでいます。
 10人ほどが入れそうなサイズ。一瞬青い湯に見えますが、浴槽内のタイルが青いのでそのように見えます。写真手前側がジャグジーになっていました。

 湯口からのお湯、無色透明無味、極々わずかに硫黄臭が残っているようにも感じました。
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 掲示されていた分析表には、源泉名は下呂温泉(幸田ポンプ所)、泉質はアルカリ性単純泉、源泉温度55度、pH 9.18。睦館さんのホームページによると湯使いは一部循環濾過を併用しているとのことです。加水の有無は不明です。濾過後の温泉の新湯注ぎ口への混入はないとのことですので、湯口のお湯は源泉そのままだと思います。

 そして、いちばん源泉らしいのがシャワーのお湯です。カラン、シャワーにも温泉が使われており、特にシャワーのお湯はほんのりとした硫黄臭がただようすばらしいお湯です。
 普段、温泉に入ったあとシャワーで上がり湯して成分を落とすなんてことは一切しませんが、睦館さんでは上がる際、シャワーを、しかもできるだけ水を足さず濃い温泉成分のまま頭からかぶり、ほんのり漂う硫黄の香りを十分味わいました。

 睦館さんから道路を挟んだ反対側に温泉供給元となっている幸田ポンプ所と思われる施設があります。下呂温泉では複数の源泉を集めて集中管理するシステムを導入していて、ここがその一つです。
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 管理棟の横には温泉スタンドが、また背後には大きな温泉タンクが3つほど並んで建っていました。
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 飛騨川を渡る橋まで行ってみました。
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 有名な河原の露天風呂、噴泉池と飛騨川の対岸にびっしりと立ち並ぶ旅館街、下呂温泉らしい風景が広がっていました。

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