海谷三峡パークから駒ヶ岳 2014.10.25 [山歩き]
こんばんは。
新潟県糸魚川市、日本海にそそぐ海川の上流は断崖絶壁が連なる海谷山塊と呼ばれる山々がそびえ立ち、海川は深い 海谷渓谷 を刻んでいます。
この海谷山塊でいちばん目立つ山で、登山道も整備されている、駒ヶ岳(標高 1,487m)に登ってみました。駒ヶ岳は日本各地にありますが、こちらの駒ヶ岳は頸城駒ヶ岳、海谷駒ヶ岳、根知駒ヶ岳などと呼ばれています。
下写真は大糸線根知駅付近から見た駒ヶ岳(中央)。ちなみに右の山は日本百名山の一つ、雨飾山です。
10月下旬の週末、海谷三峡パークから駒ヶ岳へ往復しました。標高約 700m の海谷三峡パークは海谷渓谷が見渡せる展望地であり、またキャンプ場にもなっていて、テント泊で岩登りに備えている方もいました。
駒ヶ岳へは海谷三峡パークの駐車場から折り返すように登る林道から始まります。林道に沿ってブナ林が続きます。
駒ヶ岳の管理小屋をすぎると細い登山道になります。最初は緩やかな登りですが、すぐに急登になります。
まず1つ目のハシゴ。ハシゴそのものよりその上に続く大岩を登るほうが緊張します。
さらにロープのハシゴが続きます。
中腹の急斜面は鎖とロープの連続です。
標高 1,200m をすぎたあたりから斜面は緩くなり、ブナ林からの木漏れ日が心地よい道になります。落ち葉の上はやわらかい足ざわり。
登山道の整備をされている方々に出会いました。ご苦労様です。
根知谷方面からの登山道と合流するとすぐに駒ヶ岳山頂。
山頂からの展望。焼山(2,400m)と左奥が火打山(2,462m)。
雨飾山(1,963m)
北アルプスの槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、写真からはずれていますが白馬槍ヶ岳と3つの槍ヶ岳も。
断崖の海谷渓谷も望めるかと思いましたが、山頂からは見えませんでした。
駒ヶ岳から先へも道が通じており、海谷山塊の鋸岳、そして雨飾温泉、雨飾山へと続いていますが、手元のガイドブックによると危険なコースなので安易に入らないようにと書かれていました。
先ほどの登山道を整備されていた方が他の登山者と話していたところによると、11月6日頃、途中のロープやハシゴをはずすため、もう一度山に登ると話されていました。これは雪害から守るためとのことです。その後、登山道は冬じまいになるそうです。
下りの急斜面は要注意。ロープや小枝につかまりながら慎重に下ります。
切れ落ちる足元に注意しながらですが、展望のよい地点に出ました。眼下に海谷渓谷の末端部と海谷三峡パークが望めました。
糸魚川市街と日本海。左の川は姫川。右の川は海谷渓谷から流れ出た海川です。
中腹から下は紅葉も見頃。
最後の難関のハシゴ。
登山道を整備されていた方が「秘密基地」と言っていた管理小屋の横を通って林道に出れば海谷三峡パークはすぐです。
帰りにクルマで根知谷へと下り、あらためて山容を見てみました。
テーブルマウンテンのような駒ヶ岳。冬には長さ100m以上の大つららが中腹の断崖にできるそうです。また、春の雪解け時には山頂付近の雪どけ水が幾筋もの滝となって流れ落ちる光景も見ることができ、まるで氷河で削られたU字谷に流れ落ちる滝のように見えます。
おまけです。
こちらは雨飾山。遠くからだと目立たない山ですが、根知谷から仰ぐと堂々とした姿に見えます。
コースタイム、参考です。
・登り
海谷三峡パーク 7:45 - 駒ヶ岳山頂 10:00
・下り
駒ヶ岳山頂 10:25 - 海谷三峡パーク 12:15
新潟県糸魚川市、日本海にそそぐ海川の上流は断崖絶壁が連なる海谷山塊と呼ばれる山々がそびえ立ち、海川は深い 海谷渓谷 を刻んでいます。
この海谷山塊でいちばん目立つ山で、登山道も整備されている、駒ヶ岳(標高 1,487m)に登ってみました。駒ヶ岳は日本各地にありますが、こちらの駒ヶ岳は頸城駒ヶ岳、海谷駒ヶ岳、根知駒ヶ岳などと呼ばれています。
下写真は大糸線根知駅付近から見た駒ヶ岳(中央)。ちなみに右の山は日本百名山の一つ、雨飾山です。
10月下旬の週末、海谷三峡パークから駒ヶ岳へ往復しました。標高約 700m の海谷三峡パークは海谷渓谷が見渡せる展望地であり、またキャンプ場にもなっていて、テント泊で岩登りに備えている方もいました。
駒ヶ岳へは海谷三峡パークの駐車場から折り返すように登る林道から始まります。林道に沿ってブナ林が続きます。
駒ヶ岳の管理小屋をすぎると細い登山道になります。最初は緩やかな登りですが、すぐに急登になります。
まず1つ目のハシゴ。ハシゴそのものよりその上に続く大岩を登るほうが緊張します。
さらにロープのハシゴが続きます。
中腹の急斜面は鎖とロープの連続です。
標高 1,200m をすぎたあたりから斜面は緩くなり、ブナ林からの木漏れ日が心地よい道になります。落ち葉の上はやわらかい足ざわり。
登山道の整備をされている方々に出会いました。ご苦労様です。
根知谷方面からの登山道と合流するとすぐに駒ヶ岳山頂。
山頂からの展望。焼山(2,400m)と左奥が火打山(2,462m)。
雨飾山(1,963m)
北アルプスの槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、写真からはずれていますが白馬槍ヶ岳と3つの槍ヶ岳も。
断崖の海谷渓谷も望めるかと思いましたが、山頂からは見えませんでした。
駒ヶ岳から先へも道が通じており、海谷山塊の鋸岳、そして雨飾温泉、雨飾山へと続いていますが、手元のガイドブックによると危険なコースなので安易に入らないようにと書かれていました。
先ほどの登山道を整備されていた方が他の登山者と話していたところによると、11月6日頃、途中のロープやハシゴをはずすため、もう一度山に登ると話されていました。これは雪害から守るためとのことです。その後、登山道は冬じまいになるそうです。
下りの急斜面は要注意。ロープや小枝につかまりながら慎重に下ります。
切れ落ちる足元に注意しながらですが、展望のよい地点に出ました。眼下に海谷渓谷の末端部と海谷三峡パークが望めました。
糸魚川市街と日本海。左の川は姫川。右の川は海谷渓谷から流れ出た海川です。
中腹から下は紅葉も見頃。
最後の難関のハシゴ。
登山道を整備されていた方が「秘密基地」と言っていた管理小屋の横を通って林道に出れば海谷三峡パークはすぐです。
帰りにクルマで根知谷へと下り、あらためて山容を見てみました。
テーブルマウンテンのような駒ヶ岳。冬には長さ100m以上の大つららが中腹の断崖にできるそうです。また、春の雪解け時には山頂付近の雪どけ水が幾筋もの滝となって流れ落ちる光景も見ることができ、まるで氷河で削られたU字谷に流れ落ちる滝のように見えます。
おまけです。
こちらは雨飾山。遠くからだと目立たない山ですが、根知谷から仰ぐと堂々とした姿に見えます。
コースタイム、参考です。
・登り
海谷三峡パーク 7:45 - 駒ヶ岳山頂 10:00
・下り
駒ヶ岳山頂 10:25 - 海谷三峡パーク 12:15
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