福島県、日中温泉ゆもとや [温泉旅行記 / 立ち寄り湯]
こんにちは。
福島県喜多方市、日中温泉ゆもとや さんに立ち寄り入浴でお邪魔しました。
ゆもとやさんはロックフィルダムである、日中ダムの真下にあります。
日帰り入浴時間です。料金は大人800円です。
ロビーには吊るし雛が飾られていました。
元々上流の渓谷沿いにあった日中温泉、昔の写真が飾られていました。
川を挟んだ両側に建物があったのでしょうか。いかにも湯治場らしい雰囲気です。
日中ダムで水没してしまうことから一旦廃業されたようですが、ダムの麓のこの地に移転再開されました。
昔は行き止まりだった日中温泉も、現在は喜多方~米沢を結ぶ国道121号線大峠道路の開通で簡単にアクセスできるようになっています。
お風呂は内湯と屋外に2つの露天風呂があります。
内湯の様子。上写真で内湯について温泉の情報が書かれていませんので、温泉ではないかも知れません。
ここはやはり屋外の2つの露天風呂を堪能したいです。
露天風呂・高倉の湯
脱衣所およびホームページには高倉の湯と書かれていますが、浴槽脇の看板は大倉の湯となっていました。
茶濁の湯、舐めると塩辛さと、鉄味を感じます。投入口からのお湯は、数十秒毎に出たり止まったりを繰り返していました。燃料費高騰で加温を中止している旨の掲示がありました。そのため温めですが冷たいということはなく、春以降は十分に入れる温度です。
露天風呂・飯森の湯。ゆもとやさんを紹介するメディアでよく登場する大きな桶風呂です。
訪れたときはお湯をためている最中で、寝転がるような態勢で入浴です。
こちらのお湯は薄く白濁しています。舐めると高倉の湯よりは弱い塩気、鉄味、それとこちらのお湯では甘味を感じました。また湯面には薄く油膜がただよっていました。個性ある湯、すばらしいです。
樽からオーバーフローするお風呂に浸かる気持ちよさも味わいたいですが、滞在中は樽いっぱいまでお湯が貯まらず残念でした。
元の自然湧出の温泉がダムで水没し、この場所で新しく掘りなおしたようで湧出量がそれほど多くないのかも知れませんが、内湯も露天風呂のように個性あるお湯だったら、さらに良かったと思います。
さて、この日中温泉から名前をとった国鉄路線が、かつて喜多方から日中温泉の少し下流地点の熱塩までありました。旧国鉄日中線です。1984年に廃止されました。
日中線の終点、旧熱塩駅は日中線記念館となっています。
木製ラッチも残されています。
ホームの様子
駅舎裏の構内は公園になっていて桜も綺麗に咲いていました。
日中線は客車運行の路線でした。そのため熱塩駅には片面ホーム以外に機回し線が設けられていました。
ラッセル車と客車が保存されています。
客車内部。椅子も木製だったのですね。
かつては客車の車窓から、こんな光景が見られたのでしょう。
おまけです。日中温泉へ行く途中、磐越西線、山都-喜多方間の踏切で列車を撮ってみました。
列車は快速あがの号です。
蔵の町として知られる喜多方らしい、のどかな光景でした。
福島県喜多方市、日中温泉ゆもとや さんに立ち寄り入浴でお邪魔しました。
ゆもとやさんはロックフィルダムである、日中ダムの真下にあります。
日帰り入浴時間です。料金は大人800円です。
ロビーには吊るし雛が飾られていました。
元々上流の渓谷沿いにあった日中温泉、昔の写真が飾られていました。
川を挟んだ両側に建物があったのでしょうか。いかにも湯治場らしい雰囲気です。
日中ダムで水没してしまうことから一旦廃業されたようですが、ダムの麓のこの地に移転再開されました。
昔は行き止まりだった日中温泉も、現在は喜多方~米沢を結ぶ国道121号線大峠道路の開通で簡単にアクセスできるようになっています。
お風呂は内湯と屋外に2つの露天風呂があります。
内湯の様子。上写真で内湯について温泉の情報が書かれていませんので、温泉ではないかも知れません。
ここはやはり屋外の2つの露天風呂を堪能したいです。
露天風呂・高倉の湯
脱衣所およびホームページには高倉の湯と書かれていますが、浴槽脇の看板は大倉の湯となっていました。
茶濁の湯、舐めると塩辛さと、鉄味を感じます。投入口からのお湯は、数十秒毎に出たり止まったりを繰り返していました。燃料費高騰で加温を中止している旨の掲示がありました。そのため温めですが冷たいということはなく、春以降は十分に入れる温度です。
露天風呂・飯森の湯。ゆもとやさんを紹介するメディアでよく登場する大きな桶風呂です。
訪れたときはお湯をためている最中で、寝転がるような態勢で入浴です。
こちらのお湯は薄く白濁しています。舐めると高倉の湯よりは弱い塩気、鉄味、それとこちらのお湯では甘味を感じました。また湯面には薄く油膜がただよっていました。個性ある湯、すばらしいです。
樽からオーバーフローするお風呂に浸かる気持ちよさも味わいたいですが、滞在中は樽いっぱいまでお湯が貯まらず残念でした。
元の自然湧出の温泉がダムで水没し、この場所で新しく掘りなおしたようで湧出量がそれほど多くないのかも知れませんが、内湯も露天風呂のように個性あるお湯だったら、さらに良かったと思います。
さて、この日中温泉から名前をとった国鉄路線が、かつて喜多方から日中温泉の少し下流地点の熱塩までありました。旧国鉄日中線です。1984年に廃止されました。
日中線の終点、旧熱塩駅は日中線記念館となっています。
木製ラッチも残されています。
ホームの様子
駅舎裏の構内は公園になっていて桜も綺麗に咲いていました。
日中線は客車運行の路線でした。そのため熱塩駅には片面ホーム以外に機回し線が設けられていました。
ラッセル車と客車が保存されています。
客車内部。椅子も木製だったのですね。
かつては客車の車窓から、こんな光景が見られたのでしょう。
おまけです。日中温泉へ行く途中、磐越西線、山都-喜多方間の踏切で列車を撮ってみました。
列車は快速あがの号です。
蔵の町として知られる喜多方らしい、のどかな光景でした。
日中線の終点・熱塩駅、
今でも記念館として残されているのですね~(^^)
ちょうど桜が満開の時期で、
三角屋根の駅舎との組み合わせがいい感じです。
日中線、末期は朝夕のみの運転で、
「日中(昼間)に一本も運転されないのに、日中線」
って、揶揄されたんですよね~(笑)
by あおたけ (2014-05-11 16:13)
あおたけ様
こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
日中は走らないのに日中線、という話は私も聞いたことあります。
今思い起こしてみると、蒸気機関車が末期まで残されていたり、混合列車だったり、短いながらもとても魅力的な路線だったようですね。
もう少し後まで残っていてくれたら乗りに行ったのに、乗らずじまいで廃止されたのが残念です。
by TakiHaru (2014-05-11 21:59)