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温泉宿泊を兼ねて富山県西部へ出かけました [旅行いろいろ]

こんにちは。

取得しなければならなかった休日をもう一日使って、2021 年 3 月、富山県西部へ温泉旅行に行きました。

当日急に思い立ち、城端駅発着で JR城端線と氷見線に乗って往復してみることにしました。
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城端駅で待機していたのは懐かしいタラコ色のキハ 40 系列の気動車。まだタラコ色気動車が走っていたのですね。車両運用は詳しくないため、このことを知らず、嬉しい出会いでした。

これも懐かしいボックス席がずらりと並ぶ車内。
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1 年以上ぶりに国鉄型気動車の、エンジン音、車体の振動、乗り心地を楽しめました。

高岡駅で氷見線に乗り換え。氷見線は短い路線ながらも狭い家並みの間や、工場地帯や、海岸近くの砂地を走ったりして、車窓風景が変化に富んだ路線。圧巻は雨晴海岸の日本海でしょうか。
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ここは富山湾の背後にそびえる北アルプスの展望が有名なところですが、残念ながら山の半分より上は雲に隠れていました。

氷見駅に到着、すぐに切符を買いなおして同じ車両で折り返し。
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カーブしている駅構内、古い側線、電柱、信号機・・・このような景色、というか佇まいがとても好きです。
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高岡駅で城端線が分岐していく様子も同じように良い雰囲気。
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気動車の車庫のレトロ感がたまりません。
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城端線は氷見線ほど車窓は変化に富んでいませんが、砺波平野の散村風景や残雪の山々を見ながら春の景色を楽しめました。
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城端駅へ戻ってきました。
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キハ 40 などの国鉄型気動車に乗るたび、いつも今回こそが本当に最後の乗車になるかも知れないと思って味わって乗車してきました。再び乗ることができて良かったです。しかし今回こそが本当に最後になるかも知れず、短時間ながらも十分味わって乗車してきたつもりです。

乗車中、沿線で列車撮影をしている方を何人も見かけました。その方たちに倣って記念に城端駅近くで、2 本列車を撮りました。
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今年の冬はこの辺りも豪雪だったはずで、近くを走る東海北陸道ではクルマの立往生のニュースがあったと記憶しています。すでに平野部の雪はすっかり消え、日差しも暖かく、本格的な春の訪れを実感しました。

当日はふくみつ華山温泉に宿泊しました。源泉かけ流しとのことでずっと以前から日帰り入浴で訪ねてみたいと思っていました。数年前から日帰り入浴はできなくなっていたようで、今回宿泊でようやく温泉を堪能できました。

温泉は少し緑ががかっており、かつ少し塩気を感じるお湯で、想像以上にパワーを感じたお湯でした。入浴後はけっこうヘロヘロになります。夜通し入浴できるのが嬉しいですね。

またこちらのお宿は評判通り食事もおいしかったです。夕食はごはんと味噌汁がセルフ形式で、味噌汁が 3 種類から選べおかわり自由です。特にあら汁がとてもおいしく 3 杯もおかわりしました。また朝食も海鮮丼にできるようなメニューがあったり、朝からボリュームいっぱいでした。また機会があればぜひとも宿泊したいと思いました。

当初、翌日はすぐ帰る予定でしたが、パンフレットを見ていたら以前から行きたかったところを思い出し、この機会に寄って行くことにしました。

射水市、新湊地区の内川という港町です。
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内川という川(運河?)に架かる 12 もの個性的な橋が名所になっているようです。

しかし私にとって、運河に列をなして係留された漁船や、所せましと建ち並ぶ家並みの雰囲気がとても魅力的に感じました。歩いていると漂ってくる焼きアゴのような香りもたまりません。
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古い建物があり、そのいくつかはカフェやギャラリーになっているようです。
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川沿いに露店があったり、船でやってきた物売りで溢れていたならば、東南アジアの水上マーケットのような雰囲気になりそう。
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揚水機(排水機?)場のポンプ小屋の煉瓦造りも味があります。
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運河の末端に万葉線の橋梁があり、かわいい車両が走って行きました。
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この内川の雰囲気とても気に入りました。製作中の N ゲージレイアウトに、内川の雰囲気を片鱗でも良いので組み込みたくなりましたね。
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★最近のはるちゃん★

のんびり寝転んでいることが多くなったはるちゃんですが・・・
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時々ハッスルします。春が来て嬉しいんだよね。
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渋温泉 2021/2 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

宿泊で温泉へ行きました。行先は長野県の渋温泉です。
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ここ 1 年ほど、温泉といえば近所の日帰り温泉に数回行ったのみ、いいかげん温泉旅行へ行きたくなった次第です。5 日分の年休取得義務も消化する必要がありました。とはいえこのご時勢ですから遠くへ行くのは控え、クルマで 1 時間程度で行ける渋温泉にしました。

到着して、早速散歩に出かけました。
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渋温泉へ宿泊すると 9 つの共同浴場を利用させていただくことができます。若い頃であれば共同浴場全制覇をしたかも知れませんが、どこか 1 ヵ所だけじっくり入れれば十分、こちら目洗の湯へお邪魔しました。
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浴場が広めと聞いていた目洗の湯、白い綿のような湯の花が舞い、湯温はちょっぴり熱め程度で、加水することなくゆったり入浴することができました。久しぶりに感じる温泉の香りと浴場の雰囲気にとても癒された気分でした。
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お寺の参道は防寒と雪よけのためビニール囲いがされていてありがたい配慮ですね。
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いかにも温泉場らしい、湯気が噴き出している光景は好きです。
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渋温泉といえば金具屋さんのこの建物。夜はライトアップされるようです。
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細い路地がたくさんあります。このような路地を探検するのは楽しい。
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どんな細い路地でもきちんと石畳になっているのがすごい。
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さかえやさんに宿泊しました。評判通りお部屋も綺麗でお料理もおいしく快適に過ごすことができました。また温泉も夜通し入浴できて真夜中に独占してゆったり楽しむことができました。
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10 年ほど前、宿泊予約をした後、事情でキャンセルしたことがありました。予約時に少し無理を言って融通してもらったこともあり、キャンセルすることになってしまい申し訳ございませんと伝えたら、またいつか思い出して来てください、と暖かい返信をいただきました。ずいぶん年月がたってしまいましたが、そのことを思い出し、今回宿泊先に選びました。

翌朝は雪が降っていて景色が一変していました。
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屋根についていた足跡は、犬、猫、その他の動物? 猫ならこたつで丸くなっているはずだし、犬が屋根をウロウロする光景は何だかシュール。何の足跡だろう?
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雪が降ったので、美しい雪景色を求めて志賀高原へ行ってみました。
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クルマの外気温計はマイナス 13 度を示していました。弱く陽がさしていたこともあり、この白い点々はダイヤモンドダスト? ではなく、ただの雪でしょう。
(前後にクルマいないことを確認してクルマを降りて撮っています)
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しかし、チェックアウト直前に温泉入ってきたので、外でしばらく過ごしていても寒くない・・・やはり温泉パワーは絶大です。

近くの温泉蒸気が降りかかっているせいなのか、この木だけ霧氷になっていました。
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奥志賀方面へも行ってみました。徐々に晴れてきて美しい雪山が姿を現しました。
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自宅に降る雪は量が量だけに邪魔で迷惑な存在。一方、山の雪景色は美しい、と言うのは何だか自分勝手で、山で雪と格闘しておられる方々には申し訳なく思います。


★最近のはるちゃん★

野菜を爆食いするはるちゃん。
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セロリ、パセリ、パクチーのように独特な匂いや味の野菜が好きですね。
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自宅の庭。雪下ろしした場所にはまだ 1m 以上積もっています。
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雪囲いをしなかった木は積雪で折れてしまったり被害が出ました。そんな中、自宅で春いちばんに咲く花、マンサクが咲きはじめました。
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