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1泊2日プチ湯治 湯田川温泉、1日目 [温泉旅行記 / 宿泊]

こんにちは。

温泉でゆっくり過ごしたくて 11 月下旬、山形県鶴岡市の湯田川温泉へ行きました。温泉入って 1 泊する以外、特に観光は考えていませんでしたので、道中の景色を記事にしたいと思います。

往路は時間が許すかぎり高速道路を使わないで行こうと思いました。自宅近くの高田平野の風景。すでに田んぼに白鳥が来ていました。バックの米山に少し雪が積もっていたようです。
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新潟平野や庄内平野でも、田んぼで餌をついばむ白鳥の姿が見れました。

JR 米山駅近くの定番ポイントに立ち寄り。バックの山々はすでに雪山。左奥の雪山は火打山と焼山。その右奥は北アルプス。白馬岳山頂が見えました。
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柏崎~新潟は鉄道、高速道路、幹線国道は内陸部を走るため、海岸線沿いはのんびりドライブできるルート。特に夕陽が美しい区間ですね。荒浜、石地、出雲崎など海岸沿いの町の名前が駅名になっている JR 越後線も内陸を通っています。もし海岸沿いを通っていたら素晴らしい車窓だったのに、と思いながら、線路が通っている風景を妄想しながらドライブしていました。
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出雲崎は佐渡金山の荷揚げ港だったところ。妻入り住居が所せましと建ち並ぶ細長い街並みです。佐渡は近いようで遠いな。当日の海は穏やかでしたが、まもなく「海雪」の季節。
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魚市場でにぎわう寺泊を過ぎると、よく掘って作ったなといつも驚く大河津分水路を渡り、かつて有料道路だった越後七浦シーサイドラインを通ります。絶壁や奇岩の風景が楽しい区間です。
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やがて新潟平野の砂丘地帯になります。このあたりはいちめん大根畑でした。
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さて、新潟市街地へ入ってきたところで時間に余裕がなくなってきました。新潟から日本海東北道を使いました。

南からずっと続いてきた高速道がここで尽きます。その IC 名のイメージで、ついに遠くまでやって来てしまった、この先は俗世間と離れ心安らぐ別の世界が広がっているかも知れない、そんなふうにいつも妄想しています。
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山形県へ入ってすぐの鼠ヶ関で国道 7 号線と別れ、内陸部へ入る国道 345 号線を通ってみました。しかし予想以上に道が狭く、心細くなる道でした。
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極狭の区間が終わると関川という小さな集落。残っている古い家々も人の営みがあるようで安心しました。ここはしな織りという織物で知られ、織物体験ができる施設があるようでした。
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予定した時間に湯田川温泉に着きました。共同浴場の正面湯です。以前、利用したことがあり、無色透明の柔らかでさらっとしたお湯と、大量かけ流しに感動した記憶があります。その記憶を思い出して湯田川温泉へ来てみたかったのでした。
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今回利用したお宿は珠玉やさんです。館内に夜中も利用できるかけ流しの 3 箇所の貸し切り風呂がある他、本館である九兵衛旅館さんのかけ流しの大浴場も利用できます。まずは九兵衛旅館さんの大浴場を利用しました。男性浴場だった山の湯は小さな露天風呂付き、しかも浴槽のコーナー 4 ヵ所にうさぎの石像が置かれているという、うさぎ飼いにとって嬉しい(?)仕様。久しぶりに湯田川の柔らかなお湯を堪能できて良かったです。うさぎに見つめられながら 1 時間近く入らせていただきました。

お宿に戻ってからの夕食。朝晩ともお品書きがありました。お造りを盛っている椀は大根でできていた!
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庄内のお酒、恋の川をいただきました。
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やはり日本海沿いは食べ物(特にお魚とご飯)がおいしいですね。デザート含めて 9 品程度で、量が多すぎてもう動けない、とならず、ちょうどよくお腹におさまった感じでした。どうもごちそうさまでした。

珠玉やさんのお風呂です。一回り大きな浴槽をもつ浴室もあります。柔らかなお湯にこのままとろけてしまってもよいと思いました。
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私の場合、お酒飲むとすぐに寝てしまい、夜遅く起きたときにはすでに入浴時間が終了していた、ということがよくあるのですが、夜中でも好きな時にいつでも貸し切りで入浴できる・・・これは本当にいいですね。


★昨日のはるちゃん★

週末の寒さで雪降るかと思っていましたが、何も積もらず安心しました。
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最後に残った真っ赤な紅葉を楽しむ(はるちゃんは食べる?)とまもなく銀世界だね。
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コメント 8

yamatonosuke

米山サービスエリアで見た絶景を思い出しました♪
しかしお宿へ向かうまでの道がスゴイ・・・
バイクだったらいいですが車だとかなり不安になる道ですね(>_<)
でも大根で出来た椀や柔らかいお湯と、
酷道を克服してまで行く価値ありそうです。
はるちゃんはコスモスだけでなく紅葉もよく似合う(^^♪
by yamatonosuke (2019-12-02 02:19) 

ぼんぼちぼちぼち

海沿いを走る電車の風景、いいでやすなあ。
映画のワンシーンみたいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-12-03 13:04) 

あおたけ

鶴岡まで日本海沿いをドライブ、
たしかに柏崎から新潟、さらには村上のあたりにかけて、
鉄道は内陸に敷かれているので、
海沿いを走るならクルマが良さそうですね(^^)
米山の高台から撮影した特急「しらゆき」、
海沿いに望む北アルプスの山々が雄大で
お写真から冬の訪れを覚えます。
湯田川温泉の共同浴場、瓦屋根の民家のような、
趣のある佇まいですね(^^)
お泊まりになったお宿のお風呂も
落ち着きそうで素敵だなぁ。。。
by あおたけ (2019-12-04 19:29) 

TakiHaru

yamatonosuke さま、おはようございます。
温泉へ行くのに普通に高速や国道7号で行けば良い道ですので・・・
日本海沿いの道はところどころ絶景がありますので、
またツーリングにお越しください。
海の幸、ご飯、お酒は絶品だと思います。
少し雪降りましたので、次は雪とはるちゃんのコラボができるかな?
by TakiHaru (2019-12-07 06:21) 

TakiHaru

ぼんぼちぼちぼちさま、おはようございます。
ありがとうございます。鉄道ファンにはよく知られた場所です。
日本海は何となく寂しい風景に見えるかも知れませんが
それがまた日本海側の魅力かも知れないですね。
by TakiHaru (2019-12-07 06:32) 

TakiHaru

あおたけさま、おはようございます。
羽越線の普通列車乗って海を眺めながら行くプランも考えていましたが
いろいろと接続が悪くあきらめました。
鉄道もずっと海沿いだったら素敵だったな、と思います。
これからはもっと荒々しい日本海の風景になりますので
またぜひお越しください。
東北地方はお湯も食べ物も良い温泉が多いですね。
冬は温泉がとても恋しくなりますので、また行きたいです。
by TakiHaru (2019-12-07 06:41) 

響

絶壁を貫くトンネルなど迫力ある風景ですね。
冬枯れした林道もバイクで走ってみたくなります。
細いので車じゃ神経使いますね。
by (2019-12-07 16:04) 

TakiHaru

響さま、こんばんは。
はい、意外かも知れませんが新潟には
笹川流れ、写真の七浦海岸、親不知など
ところどころ絶壁の海岸がありますよね。
冬だと荒々しい景色になり、見ごたえあると思います。
極狭の道は時期が時期だけにきちんと通じているのか不安になりました。
by TakiHaru (2019-12-07 21:40) 

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